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これまであまり泣くことのなかった赤ちゃんが泣き声をあげて泣くようになり、持田さんは「どうすれば泣き止むのか」分からず、戸惑います。抱っこや早めの授乳でやり過ごしてみますが、そうしていると自分が休む時間はほぼなくなりました。
横になりたい、休みたい…と切望する持田さんは、次の授乳でマッサージを1回お休みしようと決意します。
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赤ちゃんがよく泣くようになって持田さんは心配します。もしかしたら、赤ちゃんに何か気になることがないとも限りませんが、おそらく生まれて少し落ち着いて、赤ちゃんも自己主張したくなったのではないでしょうか。
赤ちゃんが泣けるほど成長したのもきっと、持田さんがしっかりお世話をしているおかげですが、初めての育児だとなかなか分からないですよね。マッサージも、まずはお母さんの健康第一なのでそんなに思いつめなくても良いと思えますが、何事も最初は深く考えがちになるのはあるあるではないでしょうか。
産後は頑張りすぎず、周囲に頼りましょう
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本作は、著者・もちみかんさんの産後入院に関する体験談が描かれています。男の子を出産した主人公・持田さんは、産後の体の変化や母親になることへの葛藤、そして慣れない赤ちゃんのお世話など、不安でいっぱいな中毎日泣いていたといいます。しかし、入院中の経験を通じ、退院後には「孤独じゃない」と救われた気持ちになりました。
産後の入院生活は「孤独・先が見えない・睡眠不足」という地獄の5日間だったと、持田さんは後に振り返ります。メンタルが弱っているときは、新生児室にわが子を見に行きたいという気持ちにすらなれなかったという持田さん。
入院中は、他人と比べたり、世間体を気にしたりと、持田さんの気持ちは沈みがちに。そんな中で力になったのは、助産師さんの励ましやアドバイスでした。周囲の人たちからの寄り添いもあり、日を追うごとに母としてできることが増えるうれしさも感じるようになっていきます。
初めての出産では不安にならない人はいないはず。痛みやつらさを抱え込まず、家族や助産師さんに相談することはとても大切です。持田さんの場合、夫や実母、義母と支えてくれる家族がいたことは本当に心強かったと思います。
持田さんが入院生活で体験したことを描いたこの作品は、これから出産に臨む方の励みになるはず。出産に対する前向きな気持ちを得られる作品です。