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ピルの服用を続けることで生理前の不快な症状が軽減していたホッターさん。しかし、ピルは保険のきかない自費診療扱いになるため、ホッターさんは医療費の出費を負担に感じていました。
そのころ、働き方を変え、また結婚をしたことで生理前の症状がさらに軽減。ホッターさんはピルを一旦休むことを考え始めますが…?
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ピルは女性特有の不快な症状を軽減することもできますが、自費での診療扱いになるので、出費が家計に響くことも…。
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婦人科の医師として患者の体調不良に直面している医師としては、ホッターさんが診てもらった医師のように、生理前の不快な症状も保険診療にできれば…と思う人もいますよね。
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ピルの服用を4年ほど続けた後、ホッターさんの生活に大きな変化があったようですね。結婚・働き方の変化…このころからホッターさんはピルの服用を一旦お休みすることを考え始めます。
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結婚をし、妊娠についても考えたのでしょう、ホッターさんは一度ピルをお休みしました。すると、すぐに妊娠したようですが、なんとホッターさんは妊娠うつのような状態になってしまったそうです。
妊娠は女性ホルモンの状況が大きく変わるといいますから、ホッターさんの体内でも、大きな変化が起きていたのでしょうね。
🔴【次話を読む】妊娠うつを乗り越え出産も…生理再開で調子が良いのは月の半分だけ
- 大阪メンタルクリニック「妊娠中の精神疾患」(https://osakamental.com/mental-health/maternity,2025年6月5日最終閲覧)
- 医療法人東横会 心療内科 精神科 たわらクリニック「【妊娠に伴ううつ病とは?原因や対処法について】」(https://www.tawara-clinic.com/blog/013/,2025年6月5日最終閲覧)
生理にまつわる不調を放置しない!医療機関に相談を
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ホッターさんは、生理前になると心や体にさまざまな不調が現れる「PMS(月経前症候群)」に長年悩まされてきました。特に精神的な落ち込みがひどく、気分の浮き沈みや怒り、不安が抑えられず、仕事や日常生活にも大きな影響が出るほどに。最初に就職した職場も、この生理前の症状によって退職することになってしまいます。
その後、医療機関でピルを処方され徐々に症状は緩和されますが、ピルは保険適用外。金銭的な負担が大きく、結婚を機に一度服用をやめることに。ところが妊娠をきっかけに気持ちの不調は再び悪化し、以前よりも深刻なうつ状態に陥ってしまいます。
友人のすすめで婦人科を受診したところ、心の症状がより強く表れる「PMDD(月経前不快気分障害)」と診断されました。適切な治療とサポートによって、ホッターさんは少しずつ生活の安定を取り戻していきます。
PMSやPMDDに悩む女性は少なくありません。それでも「我慢すれば大丈夫」と自分に言い聞かせてしまう人も多いもの。日常を取り戻すためにも、まずは「ひとりで抱え込まないこと」が大切です。自分の不調をきちんと知り、信頼できる医療機関に相談する勇気が、前を向く第一歩になるのではないでしょうか。
- 公益社団法人日本産科婦人科学会「月経前症候群(premenstrual syndrome : PMS)」(https://www.jsog.or.jp/citizen/5716/,2025年6月5日最終閲覧)
- 恩賜財団 済生会「月経前不快気分障害(PMDD)」(https://www.saiseikai.or.jp/medical/disease/premenstrual_dysphoric_disorder/,2025年6月5日最終閲覧)
- まつおかレディースクリニック「PMS(月経前症候群)/PMDD」(https://www.matsuoka-lcl.com/pms/,2025年6月5日最終閲覧)
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