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生理前になると理由もなくイライラしたり、不安になったり、落ち込んだり…。心と体のバランスが崩れてしまうような感覚に悩まされることはありませんか?
ホッターさんは、生理前になると、強い不安や怒り、イライラ、気分の落ち込みに捕らわれる日々を送っていました。
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月経前に気分や体調が良くないな、と感じることはありませんか。「良くない」と感じないまでも、月経によって体の調子がいつも通りとはいかないと感じる人は少なくないかもしれませんね。
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PMSはここ最近で以前よりもずっと認知度が上がったように感じますがいかがでしょうか。一方で、月経前の「気分」にスポットを当てた「PMDD」については、まだPMSほど認知度は高くないかもしれません。
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ホッターさんは、月経前に気分の不調が特に強く出る体質だったようです。月の半分がこのような気持ちに覆われると思うと、本当につらいですよね。
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生理前は、強弱はあれど、誰にでも心身にさまざまな不調が現れます。ホッターさんの場合、生理前の不調が特にメンタルに現れるタイプでした。
どうしたらいいのか分からず「生理前が怖い」という気持ちでいっぱいになるのは本当につらいですよね。
🔴【次話を読む】「もしかしてPMS?」店長の言葉がきっかけになり自分の不調を意識し始めたけれど…
生理にまつわるを放置しない!医療機関に相談を
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ホッターさんは、生理前になると心や体にさまざまな不調が現れる「PMS(月経前症候群)」に長年悩まされてきました。特に精神的な落ち込みがひどく、気分の浮き沈みや怒り、不安が抑えられず、仕事や日常生活にも大きな影響が出るほどに。最初に就職した職場も、この生理前の症状によって退職することになってしまいます。
その後、医療機関でピルを処方され徐々に症状は緩和されますが、ピルは保険適用外。金銭的な負担が大きく、結婚を機に一度服用をやめることに。ところが妊娠をきっかけに気持ちの不調は再び悪化し、以前よりも深刻なうつ状態に陥ってしまいます。
友人のすすめで婦人科を受診したところ、心の症状がより強く表れる「PMDD(月経前不快気分障害)」と診断されました。適切な治療とサポートによって、ホッターさんは少しずつ生活の安定を取り戻していきます。
PMSやPMDDに悩む女性は少なくありません。それでも「我慢すれば大丈夫」と自分に言い聞かせてしまう人も多いもの。日常を取り戻すためにも、まずは「ひとりで抱え込まないこと」が大切です。自分の不調をきちんと知り、信頼できる医療機関に相談する勇気が、前を向く第一歩になるのではないでしょうか。
- 公益社団法人日本産科婦人科学会「月経前症候群(premenstrual syndrome : PMS)」(https://www.jsog.or.jp/citizen/5716/,2025年6月5日最終閲覧)
- 恩賜財団 済生会「月経前不快気分障害(PMDD)」(https://www.saiseikai.or.jp/medical/disease/premenstrual_dysphoric_disorder/,2025年6月5日最終閲覧)
- まつおかレディースクリニック「PMS(月経前症候群)/PMDD」(https://www.matsuoka-lcl.com/pms/,2025年6月5日最終閲覧)
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