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産後、重いPMSの症状に悩まされ、その症状から来る不安感で起こす行動を後悔する日々を送っているホッターさん。
ある日、その日々のことを友人に相談すると、友人が診察を受けているという婦人科を紹介してもらいました。意を決してその婦人科にかかることにしたホッターさんの前に現れたのは…?
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生理前、日常生活もままならない状況になるホッターさん。家事は日々の積み重ねなので家事がたまり「できなかったこと」を見ているのもつらいでしょうね。
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子どもの声に応えられず、夫の心配も届かない状況になったホッターさんは、本当にしんどそうです。
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生理前の症状によって「このままでは家族すらだめになってしまう」という状況について、ホッターさんは友人に相談できました。すると友人は「それはつらすぎ」と共感してくれました。
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友人の後押しもあり、ホッターさんは再び婦人科の診察を受けることを決意します。ホッターさんがまた新たに1歩踏み出していてすごいですね。
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ホッターさんが友人から紹介された婦人科に診察に訪れると、そこには優しそうな女性医師がいました。婦人科の相談について同性の医師に相談できるのはホッとする人もいるのではないでしょうか。
ホッターさん、勇気と気力を出して前に進んですごいですよね!
🔴【次話を読む】「自分を消したい」衝撃の告白に医師から出たのは「それ、PMDD」ですの言葉だった
生理にまつわる不調を放置しない!医療機関に相談を
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ホッターさんは、生理前になると心や体にさまざまな不調が現れる「PMS(月経前症候群)」に長年悩まされてきました。特に精神的な落ち込みがひどく、気分の浮き沈みや怒り、不安が抑えられず、仕事や日常生活にも大きな影響が出るほどに。最初に就職した職場も、この生理前の症状によって退職することになってしまいます。
その後、医療機関でピルを処方され徐々に症状は緩和されますが、ピルは保険適用外。金銭的な負担が大きく、結婚を機に一度服用をやめることに。ところが妊娠をきっかけに気持ちの不調は再び悪化し、以前よりも深刻なうつ状態に陥ってしまいます。
友人のすすめで婦人科を受診したところ、心の症状がより強く表れる「PMDD(月経前不快気分障害)」と診断されました。適切な治療とサポートによって、ホッターさんは少しずつ生活の安定を取り戻していきます。
PMSやPMDDに悩む女性は少なくありません。それでも「我慢すれば大丈夫」と自分に言い聞かせてしまう人も多いもの。日常を取り戻すためにも、まずは「ひとりで抱え込まないこと」が大切です。自分の不調をきちんと知り、信頼できる医療機関に相談する勇気が、前を向く第一歩になるのではないでしょうか。
- 公益社団法人日本産科婦人科学会「月経前症候群(premenstrual syndrome : PMS)」(https://www.jsog.or.jp/citizen/5716/,2025年6月5日最終閲覧)
- 恩賜財団 済生会「月経前不快気分障害(PMDD)」(https://www.saiseikai.or.jp/medical/disease/premenstrual_dysphoric_disorder/,2025年6月5日最終閲覧)
- まつおかレディースクリニック「PMS(月経前症候群)/PMDD」(https://www.matsuoka-lcl.com/pms/,2025年6月5日最終閲覧)
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