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土砂降りの雨の中、傘もささずにやってきたお隣りのこうたくんは、案の定、上から下までびしゃびしゃです。かかじりさんは、びしょ濡れのこうたくんに、今日は外で遊べないから帰るように伝えました。
しかし息子・かいくんが、こうたくんを部屋の中に迎え入れてしまいました。
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雨の日に突然訪問して来ただけでなく、傘もささずびしょびしょで来たこうたくん。かかじりさんもびっくりしていますね。今日は遊べないと断っていますが、こうたくんは分かってくれるでしょうか。
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いつも自分の思い通りにするこうたくんがかかじりさんの一言で引き下がるはずもなく、「家の中は?」と聞いてきます。
かかじりさんは受け入れられませんが、息子・かいくんはわくわくしています…。
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かかじりさんはこうたくんに「家に帰るように」ときちんと伝えていましたが、こうたくんは全く聞いていませんでしたね。かいくんも普段は家の中で遊ぶことがないのか、かいくんと家の中で遊べることに喜んでいます。
しかしこうたくんの保護者は、子どもが雨の中で家を出ても気づいていないのか、不安になりますね。
🔴【続きを読む】毎日わが家に来る息子の友だち。雨の日にまでやって来た!親は何も言わないの?
子どものトラブルから学んだ親としての大切な責任
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この漫画は、著者・かかじりさんの実体験を基に描かれた作品で、新しいご近所付き合いでの悩みと心の葛藤を描いています。かかじりさん一家が引っ越してきた新居の隣には、息子・かいくんと同じ年齢の男の子、こうたくんが住んでいました。最初は子どもたちが仲良く遊ぶ姿を見て、かかじりさんも安心していたのですが、次第にこうたくんがかいくんに対して嫌がらせをするようになり、事態は思わぬ方向に進展します。
かかじりさんは、こうたくんの行動に対して何度も注意をしましたが、彼の行動はどんどんエスカレート。さらに、こうたくんの母親はいつも一歩引いて見ているだけで、問題が解決される気配がありません。こうたくんが1人で遊びに来ることも、かかじりさんにとってかなりの心理的負担となり、距離を置く決断をします。
実は、こうたくんの母親は妊娠中で体調が優れず、思うように子どもに注意をすることができなかったという事情がありました。しかし、かかじりさんは最終的に自分の気持ちをはっきりと伝えることで、トラブルが解決に向かいます。
子ども同士のトラブルが起きたときには、早期に適切な対処をすることが大切です。悩みを抱え込まず、信頼できる第三者に相談することや、相手の親と冷静に話し合うことが、問題の早期解決につながります。『毎日来るご近所こうた君』は、お互いが心地よく子育てできるように配慮することの大切さを学べる作品です。