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毎日のようにかかじりさんの息子・かいくんと遊ぼうと家に訪れてくるお隣りのこうたくん。ある日、かいくんもかかじりさんも外で遊ぼうとしている日に、こうたくんは1人かかじりさんの家の中で遊んでいました。
かかじりさんの声掛けでやっと外に出たこうたくんでしたが、こうたくんが遊んでいた部屋はおもちゃは散らかり、ゴミ箱はひっくり返り、散々な状態になっていました。かかじりさんはその状況に驚きます。
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こうたくんが去った後の部屋は、台風が過ぎ去ったかのように荒れていました。自分の家にないおもちゃなどがあったのでしょうか。全てのおもちゃが外に出されているような状況です。
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せっかく片付けた家も汚れてしまい、いろいろなやる気をなくすかかじりさん。2人はいつものように揉めていますが、もうしっかりと声をかける気もなくなっています。
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こうたくんの意地悪にも片付けのできなさにも注意をする気力がなくなっているかかじりさん。当たり前ですよね。そんなかかじりさんの目に留まったのは、こうたくんの家の窓でした。どうやらこうたくんの家の窓は開いているようです…。
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こうたくんの家の窓が開いていることに気づき、かかじりさんは何かいろいろと思うことがあるようですが…?
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こうたくんの保護者に言いたいことはいっぱいあるかかじりさんですが、どれも直接言ってしまう勇気が出ず、自分の中に溜め込んでしまっています。お隣りの人なので、言いたいことがあっても強く言いにくいという気持ちは分かる人もいるのでは…?
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この日も最後までこうたくんの親は家から出てきませんでした。こうたくんと自分の2人の子どもの世話を、かかじりさんは結局1人でするのでした。
かかじりさんの中には、こうたくんの親に伝えたいことがたくさんありますが、言う機会も強い気持ちも持てず、モヤモヤしています。ご近所付き合いの難しさを感じましたね…。
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子どものトラブルから学んだ親としての大切な責任
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この漫画は、著者・かかじりさんの実体験を基に描かれた作品で、新しいご近所付き合いでの悩みと心の葛藤を描いています。かかじりさん一家が引っ越してきた新居の隣には、息子・かいくんと同じ年齢の男の子、こうたくんが住んでいました。最初は子どもたちが仲良く遊ぶ姿を見て、かかじりさんも安心していたのですが、次第にこうたくんがかいくんに対して嫌がらせをするようになり、事態は思わぬ方向に進展します。
かかじりさんは、こうたくんの行動に対して何度も注意をしましたが、彼の行動はどんどんエスカレート。さらに、こうたくんの母親はいつも一歩引いて見ているだけで、問題が解決される気配がありません。こうたくんが1人で遊びに来ることも、かかじりさんにとってかなりの心理的負担となり、距離を置く決断をします。
実は、こうたくんの母親は妊娠中で体調が優れず、思うように子どもに注意をすることができなかったという事情がありました。しかし、かかじりさんは最終的に自分の気持ちをはっきりと伝えることで、トラブルが解決に向かいます。
子ども同士のトラブルが起きたときには、早期に適切な対処をすることが大切です。悩みを抱え込まず、信頼できる第三者に相談することや、相手の親と冷静に話し合うことが、問題の早期解決につながります。『毎日来るご近所こうた君』は、お互いが心地よく子育てできるように配慮することの大切さを学べる作品です。