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かいくんは、かかじりさんに『こうたくんからの遊びを断った理由』を話してくれました。かかじりさんは、息子が勇気を出して自分の気持ちを伝えたことをうれしく思っていました。
しかし、かいくんが目にたくさんの涙を浮かべながらうつむく姿を見ると、とても胸が苦しくなりました。
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かかじりさんの息子・かいくんに「意地悪ばっかりするからもう遊ばない」と言われたこうたくんは、怒って飛び出してしまいました。
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かいくんとしては、意地悪をされることがあっても、こうたくんと遊ぶのは楽しい時間だったようです。
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かいくんがたくさん考えて出した結論は「意地悪をするこうたくんとはもう遊ばない」でした。しかしこの決断はかいくんにとっても大きなものだったのでしょう。自分で決めたことをしっかり伝えたかいくんはえらかったですね。
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かいくんから「遊ばない」と断られたこうたくんは怒って家に帰ってしまいました。その後、かいくんはかかじりさんに自分の気持ちを正直に伝えてくれました。
かいくんにとっては、涙をこらえるほどつらい決断だったことを知り、かかじりさんもやりきれない思いでした。
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子どものトラブルから学んだ親としての大切な責任
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この漫画は、著者・かかじりさんの実体験を基に描かれた作品で、新しいご近所付き合いでの悩みと心の葛藤を描いています。かかじりさん一家が引っ越してきた新居の隣には、息子・かいくんと同じ年齢の男の子、こうたくんが住んでいました。最初は子どもたちが仲良く遊ぶ姿を見て、かかじりさんも安心していたのですが、次第にこうたくんがかいくんに対して嫌がらせをするようになり、事態は思わぬ方向に進展します。
かかじりさんは、こうたくんの行動に対して何度も注意をしましたが、彼の行動はどんどんエスカレート。さらに、こうたくんの母親はいつも一歩引いて見ているだけで、問題が解決される気配がありません。こうたくんが1人で遊びに来ることも、かかじりさんにとってかなりの心理的負担となり、距離を置く決断をします。
実は、こうたくんの母親は妊娠中で体調が優れず、思うように子どもに注意をすることができなかったという事情がありました。しかし、かかじりさんは最終的に自分の気持ちをはっきりと伝えることで、トラブルが解決に向かいます。
子ども同士のトラブルが起きたときには、早期に適切な対処をすることが大切です。悩みを抱え込まず、信頼できる第三者に相談することや、相手の親と冷静に話し合うことが、問題の早期解決につながります。『毎日来るご近所こうた君』は、お互いが心地よく子育てできるように配慮することの大切さを学べる作品です。