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かかじりさんは、こうたくんの母親に彼が今までしてきた意地悪を具体的に伝えました。母親は子ども同士の軽いケンカだと思い、気にしていなかった様子。
その後、かかじりさんは「なぜ一緒に外に出てこなくなったのか?」と単刀直入に聞きました。
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窓を開けて外の様子をうかがっていたこうたくんの母親は、外での様子を知らないわけではなかったようです。
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こうたくんの母親にとっては、こうたくんの「良い部分」「かわいい部分」しか目に入ってなかったのかもしれません。意地悪としているとは露ほども思っていなかった様子です。
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こうたくんの母親は全てでなくても、子どもたちにトラブルが起きていたことは知っていた様子でしたね。
最初のころはよく外に来て様子も見ていたのに、どうして一時期から子どもの様子を見なくなったのでしょう。親の都合は本当によく分かりますが、5歳の子どもを外で遊ばせるときは誰か大人がしっかり見られるようにしたいものですね。
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子どものトラブルから学んだ親としての大切な責任
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この漫画は、著者・かかじりさんの実体験を基に描かれた作品で、新しいご近所付き合いでの悩みと心の葛藤を描いています。かかじりさん一家が引っ越してきた新居の隣には、息子・かいくんと同じ年齢の男の子、こうたくんが住んでいました。最初は子どもたちが仲良く遊ぶ姿を見て、かかじりさんも安心していたのですが、次第にこうたくんがかいくんに対して嫌がらせをするようになり、事態は思わぬ方向に進展します。
かかじりさんは、こうたくんの行動に対して何度も注意をしましたが、彼の行動はどんどんエスカレート。さらに、こうたくんの母親はいつも一歩引いて見ているだけで、問題が解決される気配がありません。こうたくんが1人で遊びに来ることも、かかじりさんにとってかなりの心理的負担となり、距離を置く決断をします。
実は、こうたくんの母親は妊娠中で体調が優れず、思うように子どもに注意をすることができなかったという事情がありました。しかし、かかじりさんは最終的に自分の気持ちをはっきりと伝えることで、トラブルが解決に向かいます。
子ども同士のトラブルが起きたときには、早期に適切な対処をすることが大切です。悩みを抱え込まず、信頼できる第三者に相談することや、相手の親と冷静に話し合うことが、問題の早期解決につながります。『毎日来るご近所こうた君』は、お互いが心地よく子育てできるように配慮することの大切さを学べる作品です。
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