©mochidosukoi
【1話から読む】なぜ不妊治療の病院に子どもが…!? 患者が感じた深い怒り|みんな私に配慮して
不妊治療はタイミングが命であるということを部長に強く訴えるキリコさん。不妊治療に関して理解が少ない会社も多くあるとは思いますが、キリコさんの強い言葉に部長もタジタジのようです。
©mochidosukoi
©mochidosukoi
クリニックに行くため半休を貰えるか上司に伺うと、緊急じゃないから月明けにずらすことはできないのかと言われてしまいます。
©mochidosukoi
©mochidosukoi
不妊治療はタイミングが命。無責任なことをいう部長に腹が立ったキリコさんは、強く意見をぶつけます。
©mochidosukoi
©mochidosukoi
同僚の吉田さんは快諾してくれたといいます。それを聞いて部長も泣く泣く受け入れたようです。
©mochidosukoi
©mochidosukoi
妊活に関して配慮があまりない会社のようでしたが、キリコさんの強い態度に部長も半休の許可を出したようです。不妊治療でも気持ちよく有給が取りやすい環境を整えるなど会社の取り組みも今後一層、注目されるようになりそうですね。
🔴【次話を読む】配慮ゼロ!? 不妊で苦しむ人を置き去りにする報道を見て感じたこと
つらい気持ちに蓋をせず、信頼できる誰かと共有して
©mochidosukoi
©mochidosukoi
主人公・高畑キリコさんは、なかなか結果が出ない妊活に心をすり減らし、次第に周囲の何気ない光景さえもつらく感じるようになります。おむつのCMや優先席の妊婦さんを見るだけで、気持ちが揺さぶられてしまう。そんなキリコさんは、相手のちょっとした言動や配慮のなさに敏感になり、感情を抱えきれなくなっていきます。やがて赤ちゃんを授かることはできたものの、出産後も気持ちに余裕が持てず、夫婦関係も悪化。離婚という選択に至り、治療を共に頑張ってきた友人たちとも疎遠になってしまいます。
不妊治療はときに期待と失望を繰り返し、心への負担が大きく感じられることがあるでしょう。妊活中に赤ちゃんを見ることがつらいと感じることは自然なことです。また、妊活のつらさは経験者にしかわからないことも多く、気持ちを言葉にするのが難しいことも。ただ、その気持ちを無理に押し込めたり否定したりする必要はありません。まずは自分自身の心の声に耳を傾けましょう。そして、身近なパートナーと本音で気持ちを共有し、互いに声をかけ合うことが、心を軽くする第一歩につながります。
この作品は妊活という繊細なテーマを通して、誰かを思いやることの大切さ、自分自身にやさしくすることの必要性をそっと伝えてくれます。
神谷もち(@mochidosukoi)さんのブログ『もちログ』
🔴【今読まれています】働く女性同士で確執、キャリア女性VS子持ちパートの構図はなぜ?|女女平等










