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「俺は奴隷か?」自立した妻はワガママ妻に…夫が振り返る“変化のきっかけ”|みんな私に配慮して

この漫画は著者・神谷もち(@mochidosukoi)さんによる、妊活から子育てまでの女性のリアルな葛藤をつづった物語です。主人公の高畑キリコさんは、結婚4年目にして妊活歴も4年。思うようにいかない日々の中で心の余裕を失い、周囲への期待やいら立ちが募っていきます。少しずつ関係がすれ違い、ついには夫婦関係にも亀裂が入ります。『みんな私に配慮して』第50話をごらんください。

©mochidosukoi

🔴【1話から読む】なぜ不妊治療の病院に子どもが…!? 患者が感じた深い怒り|みんな私に配慮して

何かあるごとに叱られ「俺は奴隷か?」とまで思い始めてきた夫りょうじさん。キリコさんが変わってしまったのも妊活がうまくいかなくなってからだそう…。以前のキリコさんは素敵な女性だったようです。

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キリコさんの態度や言動が、さすがにしんどくなってきたりょうじさん。一生懸命キリコさんの言う通りに過ごしてはいますが…。

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りょうじさんが一生懸命動いてもキリコさんから感謝の言葉もないどころか、要求がどんどんエスカレートしているといいます。りょうじさんは、自分が奴隷なのかと思ってしまうほど追い詰められているようです。

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かつてのキリコさんは、言いたいことをハッキリ言う魅力的な女性だったとりょうじさんは言います。しかし妊活がうまくいかなくなってからキリコさんは変わっていきました。

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あまり挫折を経験してこなかったキリコさん。不妊治療がうまくいかず、心も疲れ果て他人に当たるようになってしまったようです。精神的にも体力的にも疲弊する不妊治療。周りのサポートがかなり重要であることが分かりますね。

🔴【次話を読む】妻は出産すれば変わるはず…希望を胸に奮い立つ夫の本音

【全話まとめて読む】
みんな私に配慮して

つらい気持ちに蓋をせず、信頼できる誰かと共有して

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主人公・高畑キリコさんは、なかなか結果が出ない妊活に心をすり減らし、次第に周囲の何気ない光景さえもつらく感じるようになります。おむつのCMや優先席の妊婦さんを見るだけで、気持ちが揺さぶられてしまう。そんなキリコさんは、相手のちょっとした言動や配慮のなさに敏感になり、感情を抱えきれなくなっていきます。やがて赤ちゃんを授かることはできたものの、出産後も気持ちに余裕が持てず、夫婦関係も悪化。離婚という選択に至り、治療を共に頑張ってきた友人たちとも疎遠になってしまいます。

不妊治療はときに期待と失望を繰り返し、心への負担が大きく感じられることがあるでしょう。妊活中に赤ちゃんを見ることがつらいと感じることは自然なことです。また、妊活のつらさは経験者にしかわからないことも多く、気持ちを言葉にするのが難しいことも。ただ、その気持ちを無理に押し込めたり否定したりする必要はありません。まずは自分自身の心の声に耳を傾けましょう。そして、身近なパートナーと本音で気持ちを共有し、互いに声をかけ合うことが、心を軽くする第一歩につながります。

この作品は妊活という繊細なテーマを通して、誰かを思いやることの大切さ、自分自身にやさしくすることの必要性をそっと伝えてくれます。

神谷もち(@mochidosukoi)さんのブログ『もちログ』

🔴【全話読む】みんな私に配慮して

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