©神谷もち
🔴【第1話から読む】コーヒーをシンクに捨てた夫…妻の"優しすぎる一言"に「二度と飲むなってこと?」と逆ギレ
すぐるは、19時になっても帰ってこない妻と子どもが気になって仕方がありません。一切、連絡がないことから、かすみさんを「非常識な女だ」と思いながらも、自分から連絡を入れると「負けた気がする」と、ひたすら連絡を待っていると…。
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妻と娘が帰ってこないまま、時間だけが過ぎていきます。
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すぐるは、19時近くになっても帰宅しない かすみさんのことを「非常識」と非難します。
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気になって仕方がない様子ですが、プライドからか…自分から連絡をしたり、謝ったりするという思考には結びつきません。
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またしても、被害妄想を展開する すぐる…。ついには、逆ギレ状態になってしまいました。
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妻と子どもを置いて、一人で家に帰ってきた、すぐる。自分は「家族のために頑張っている」と、信じてうたがっていないようですね。
かすみさんが、すぐるに対してどんな不満や孤独感を抱えていたか…気づいて受け止める日は来るのでしょうか。
🔴【次話を読む】妻が逃げた?夫が電話でまくし立てた「身勝手な極論」とは
「家族のために頑張ってる」のは同じ
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本作は、モラハラ気質の夫と向き合う専業主婦の姿を通じ、「家族」のあり方を問いかける物語です。
かすみさんは、家事や育児を一手に担い、2人の娘を育てながら、夫・すぐるさんを支えています。日々の生活の中で、子どもたちの将来を考え、家族を思いやり、夫にもねぎらいの言葉を欠かしませんでした。ですが、すぐるさんは、そんな、かすみさんの人生や気持ちに寄り添おうとはしません。
「自分が稼いでいるから」「妻が家庭を守るのは当然」と考え、かすみさんの努力に感謝することなく、思い通りにならないと怒りをぶつけてしまいます…。
そして、すぐるさんのある行動をきっかけとして、かすみさんはついに、「離婚」を意識し始めます。
「家族のために」という気持ちは、本来、互いを思いやることから生まれるもの。独りよがりになれば、それは、ただの「押し付け」になってしまいます。一番近くにいるのは、他でもない「家族」です。家族への感謝や思いを、日々、言葉や行動で伝えることの大切さを、静かに教えてくれる作品です。
神谷もち(@mochidosukoi)さんのブログ『もちログ』
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