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3回目の取り直しでは、カメラマンと接客スタッフも交代しました。母親は、衣装の変更を要求するなど、前回よりもさらに自分勝手な発言を繰り返します。
また母親がとても高圧的な態度なので、撮影前からスタッフの間には緊張感が漂っていました。
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3回目の撮影で「衣装を変えたい」と言い出す橘一家の母親。追加料金なしで撮り直しをしている上に衣装まで追加で着せたいとは、要求がどんどん大きくなっているように見えます。
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言いがかりのようなレベルで写真の撮り直しを求めているにも関わらず、撮影しなおしはお店側のせいだと言い張る橘一家の母親。これにはスタッフも参ってしまいます。
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結局、今回だけ無料で衣装のチェンジをすることに。さらに、撮影の際のポーズについてスタッフが念入りに確認をしていると…。
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スタッフに対して当たりが強い橘一家の母親。カメラマンも委縮してしまいますよね…。
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交代したスタッフが温和な印象のためか、母親は高圧的な態度で受け答えするようになりました。
また衣装の交換なども要求。これには、店長が「今回のみ無料で対応」と釘を刺しました。
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カスタマーハラスメントの実態と対応策
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顧客が店員に対し、長時間の拘束や同じ内容のクレームを繰り返す・侮辱や暴言を吐くなどの行為を行うカスタマーハラスメント(以下カスハラ)。この漫画の著者・永吉さんも、10年以上前に勤めていた職場でカスハラに遭ったといいます。
当時、写真館でカメラマンとして働いていた永吉さん。七五三の撮影で、橘一家が来店しました。子どもの撮影そのものは順調でしたが、商品選びの段階になり、母親から表情やポーズが納得いかないとクレームがあり、後日撮り直しに…。さらに2回目以降の撮影でも、母親は言いがかりのような発言を繰り返しカメラマンの交代まで要求します。最終的に店長が対応し納得して退店したものの、後日またもや来店。公衆の面前で怒鳴り散らすほどの執拗なカスハラを繰り返したといいます。とても怖く、理不尽な経験だったことが伺えます。
カスハラを受けたと感じたら、まずは1人で太刀打ちせずに上司に報告して指示を仰ぎましょう。対応は1人で行わず、複数人で問題を共有することで、カスハラを増長させない防御をすることが大事です。『それ今でいうカスハラですから』は、カスハラの実態と対応策について学べる作品です。
まえだ永吉/エッセイ漫画(@eikiccy)さんのインスタグラム
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