©eikiccy
カウンターに声をかけてきたのは、須藤様でした。2週間前の撮影の時に、橘様の後ろで会計待ちをしていた須藤様。
須藤様はスタッフがキャンペーンの説明をしている場面を見たと証言してくれました。
©eikiccy
©eikiccy
橘一家の母親が自己中心的なクレームを言い続ける中、声を掛けてきたのはお得意様の須藤さんでした。
©eikiccy
©eikiccy
スタッフは須藤さんの登場に驚きつつも、穏やかな語り口に少し緊張をゆるめることができました。
©eikiccy
©eikiccy
須藤さんは「あなたのせいで大行列」と、橘一家の母親にズバリとモノを言います。
©eikiccy
©eikiccy
スタッフが待ち受けの説明をしているときもそばで聞いていた須藤さん。これは有力な証言になりそうです。
©eikiccy
須藤様の証言によって、カウンターのスタッフには落ち度がなかったことが証明されました。この後、須藤様の発言によって母親はさらに苦しい状況に追い込まれます。
🔴【次の話を読む】『恥ずかしくないんですか?』暴走クレーム客に、常連客が“鉄槌”を下した瞬間。現場が震えた
カスタマーハラスメントの実態と対応策
©eikiccy
©eikiccy
顧客が店員に対し、長時間の拘束や同じ内容のクレームを繰り返す・侮辱や暴言を吐くなどの行為を行うカスタマーハラスメント(以下カスハラ)。この漫画の著者・永吉さんも、10年以上前に勤めていた職場でカスハラに遭ったといいます。
当時、写真館でカメラマンとして働いていた永吉さん。七五三の撮影で、橘一家が来店しました。子どもの撮影そのものは順調でしたが、商品選びの段階になり、母親から表情やポーズが納得いかないとクレームがあり、後日撮り直しに…。さらに2回目以降の撮影でも、母親は言いがかりのような発言を繰り返しカメラマンの交代まで要求します。最終的に店長が対応し納得して退店したものの、後日またもや来店。公衆の面前で怒鳴り散らすほどの執拗なカスハラを繰り返したといいます。とても怖く、理不尽な経験だったことが伺えます。
カスハラを受けたと感じたら、まずは1人で太刀打ちせずに上司に報告して指示を仰ぎましょう。対応は1人で行わず、複数人で問題を共有することで、カスハラを増長させない防御をすることが大事です。『それ今でいうカスハラですから』は、カスハラの実態と対応策について学べる作品です。
まえだ永吉/エッセイ漫画(@eikiccy)さんのインスタグラム
🔴【今読まれています】「臓器出てたら緊急でしょ」助産師がバッサリ|3人目を産んだら膀胱が出てきた話