幼稚園児の娘を放置→ホテル行こう！不倫相手に「帰ったら奥さんと寝るんでしょ」嫉妬心むきだしで迫る母 [ママリ]

幼稚園児の娘を放置→ホテル行こう！不倫相手に「帰ったら奥さんと寝るんでしょ」嫉妬心むきだしで迫る母

このお話は著者・山野しらす・放置子漫画(@yama_shira)さんが知人の実体験を再構成したお話です。時おりニュースなどでも話題になる「放置子」という問題。これは子どもの問題ではなく、背景に子どもを放置する保護者の存在があります。保護者が自分の楽しみを持つことは決して悪いことではないですし、日常を楽しむ大人の姿は、子どもにとっても良い学びになるはずです。しかしそれは、子どもの安全が確保されている上での話…。子どもの安全より、自分の楽しみを優先するようになった先には、子どもの悲しみが積もっていく日々があるように思えます。

©yama_shira

【1話目から読む】私が放置子だった頃の話

「私以外の女がいいんだ！」子どもの心配をする不倫相手に怒鳴る母

主人公のしおりは、幼いころから両親の愛情を知らずに育ちました。しおりは幼稚園のころ、パチンコと不倫相手とのデートを楽しみにする母から物理的にも心理的にも放置されていました。

ある日、しおりを連れて不倫相手とデートすることに限界を感じた母は、スーパーマーケットのフードコートにしおりを1人で置いていくことを思いつきます。

©yama_shira

山野しらす・放置子漫画(@yama_shira)さんのKindle

しおりの母はとにかく自分の欲求を満たすことしか頭にないようです。赤の他人である母の不倫相手さえ、スーパーマーケットに置き去りにされたしおりの心配をしているのに…。とはいえ、不倫相手も、幼稚園児を置き去りにしたまま、しおりの母と遊びに行くのであれば同罪ですが。

放置子というと、毎日家に来るとか、遊びに来ても帰宅しないなど、その子自身の問題にされがちですが、実際にはその子にきちんと話をしてくれる大人の存在がないことな何よりも問題ですよね。大人がしっかりと責任をもって子どもの安全を確保できる社会にしていきたいものです。