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「ほんとに大丈夫なの?」周りにも心配されるほどの身体の異常|終わりの選択

この漫画は、著者・ぱれちに(@paretiny)さんが描く実話に基づいた物語です。全身の筋肉が徐々に動かなくなっていく難病・ALSを患った1人の女性が、病と向き合いながらも、自分らしい生き方を模索していきます。『終わりの選択』第2話をごらんください。

©paretiny

【1話から読む】終わりの選択

身体の至る所で感じるいつもと違う感覚。病院でも検査してもらいますが、特に異常なことは見つかりませんでした。動くとすぐに息が切れるようになり、花さんの職場の仲間たちも何かの病気なのでは?と心配し始めます。

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ご飯を食べている時のこと。箸を落としてしまった花さん。

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拾って洗った矢先、また箸を落としてしまいました。おかしい…。きちんと持っていたはずだったのにと不安に感じている花さん。一緒にいた同僚も心配しています。

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指に何となく感じるいつもと違う違和感。力が入りにくいようです。何かの病気なのか疲れからくるものなのか、気になりネットで検索している花さん。

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病院で検査をしてもらいますが、特に異常なところは見当たらず。原因が分からないまま勤務を続けますが症状は進行してくばかりです。

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物を落とす頻度は増え、力も入らないため以前できていたことが、どんどん出来なくなる花さん。動くとすぐに息がきれるようになり、止まらない身体の異常。一体何が原因なのでしょうか。

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身体の異変は、収まることを知らずどんどん進行しているようです。以前までは出来たことが出来なくなっていくのは苦しいですし原因も分からないので不安になりますよね。

🔴【続きを読む】ついに告げられた病名、ALS。信じたくない事実に動悸と不安が押し寄せる

【全話まとめて読む】
終わりの選択

難病と向き合う日々と選択の物語

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30代でALS(筋萎縮性側索硬化症)と診断された花さん。徐々に手足が思うように動かなくなり、できていたことが少しずつ難しくなっていく毎日でした。まだ若く仕事を続けたいと思う中での病気との闘いは、心にも大きな負担をもたらします。「まだ死にたくない」と願う一方で、「このまま楽になりたい」と感じてしまうほど、ひとりでいる時間は不安や孤独で押しつぶされそうになることもあったそうです。

そんな花さんを支えてくれたのは、家族や友人たち。訪ねてきてくれる人たちの存在が、「まだ頑張ろう」と思う力になっていました。看護師としての経験もある花さんは、看護学生に自分の体験を語る機会を得て、「伝えること」こそ今の自分にできる看護だと気づき、新たな生きる支えを得ます。

しかし、病気は容赦なく進行していきます。やがて花さんは、自ら「人生の終わりの選択」を迫られる決断に直面します。想像を絶する苦しさの中、「生きるか死ぬか」という重い問いに向き合う花さんの姿は、多くの人の心に響きます。

このお話からは、どんなにつらくても人とのつながりや思いやりが生きる力になること、そして自分の選択が「みんなが幸せになる選択」であるよう考えることの大切さを教わります。

またALSという難病の厳しさを通して、患者が「究極の選択」を迫られない未来のために、原因解明と治療法の確立が強く求められていることも感じられました。花さんの言葉と行動には、看護師として、患者としての切実な思いが力強く込められています。

出典元:

ぱれちに(@paretiny)さんのインスタグラム

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