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【1話から読む】 親友だった彼女を「削除」した日|親友だと思っていたのは私だけ?
鎮痛剤が効かなくなってきて、本格的にひどくなる生理痛。通りすがりの知らない人も心配で声をかけてくるぐらいの体調の悪さなのに、ふうかさんは全くさほさんの事を考えず、その日に帰ることで頭がいっぱい。
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鎮痛剤の効き目が弱まってきたさほさん。苦しい表情を浮かべています。
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ふうかさんが、今日中に帰りたい理由も分からないので、イライラしているようです。
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通りすがりの知らない人でさえ、さほさんの顔色の悪さに気づき声をかけてきました。
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やはり体調が悪いということをもう一度ふうかさんに伝えるさほさん。調子の悪そうなさほさんの顔を見て、ふうかさんも分かってくれるでしょうか。
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他人が見ても分かるぐらいに調子が悪そうなさほさんは、もう1泊していかないかと、ふうかさんに頼みますが彼女は1泊する気は全くなさそう。さほさんの体調を心配するどころか、鎮痛剤飲みなよ~と他人事。これで本当に親友といえるのでしょうか。
「親しき中にも礼儀あり」距離が近い関係だからこそ相手を思いやる気持ちが大切
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このお話は、中学時代から仲良しだった2人の関係が、ある出来事をきっかけに徐々にすれ違い、ついには関係を断つことになってしまった姿を描いています。
社会人になっても変わらずよく会っていたさほさんとふうかさん。しかし、ふうかさんは約束の時間に遅れてくることが多く、何度も繰り返されるうちに、さほさんの中には少しずつ違和感が生まれていきました。注意しても改善されず、ついには言い訳やうそでごまかすようになったふうかさんに、さほさんは徐々に信頼を失っていきます。
ふうかさんにとっては「親友だから許してくれるはず」「ありのままを受け止めてくれるのが本当の友達」という甘えがあったのかもしれません。しかし、いくら親しい関係であっても、相手の気持ちをないがしろにしてしまえば、関係は壊れてしまうのです。
「親しき仲にも礼儀あり」という言葉があるように、大切な人だからこそ、思いやりと敬意を忘れないことが必要です。人との関係を大切にする上で、改めて考えさせられるエピソードでした。
まえだ永吉/エッセイ漫画(@eikiccy)さんのインスタグラム
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