©otosakamimiko
三重崎一家の住宅設計がスタートしました。延床面積を広げたり、外壁やお風呂、キッチンなどの設備を少しずつグレードアップしていった結果、当初の予定よりも予算が800万円オーバーしてしまいました。
©otosakamimiko
©otosakamimiko
土地が決まり、いよいよ住宅の設計が始まりました。夫のコタロウは、担当者に予算と延床面積の希望を伝えます。
©otosakamimiko
©otosakamimiko
コタロウが提示した予算では延床面積が狭くなってしまうため、妻のハルミは「少し予算をオーバーしても、床面積は広くしたい」と提案しました。
©otosakamimiko
©otosakamimiko
担当者もハルミの意見に賛同したので、コタロウもその案をすぐに受け入れました。
©otosakamimiko
©otosakamimiko
最終的には当初の予算より800万円もオーバーしてしまいましたが、ハルミは「ローンの支払いが少し増えるだけ」と、あまり深く考えずに受け止めています。
©otosakamimiko
土地が決まり、住宅の設計段階に入ると、ハルミはこれまで以上に自分の意見を強く主張するようになりました。そのため、最終的には予算を800万円も超えてしまいました。
🔴【続きを読む】念願のこだわり新居完成!初めての隣近所挨拶にドキドキ…|新興住宅地で見栄を張りすぎた話
手放して気づいた本当に大切なもの
©otosakamimiko
この漫画の主人公・三重崎ハルミは、大手企業に勤めるエリートサラリーマンの夫と、元気な息子と暮らす専業主婦。三重崎一家は、静かで整った新興住宅街に、念願のマイホームを手に入れました。穏やかな日々が続くかと思いきや、たった数年で家を手放すことになるのです。
引っ越し先で出会ったママ友たちは、ハイブランドの服や持ち物に身を包み、気さくで親切な人ばかり。けれどハルミは、どこか居心地の悪さを感じ始めます。自分とは違う「豊かな暮らしぶり」に引け目を感じ、次第に劣等感を抱くようになっていったのです。
やがてハルミは、「負けたくない」という気持ちから、ブランド品のバッグや食器を次々と購入。ママ友より少し高い物を選ぶことで、安心感や優越感を得ていました。さらに、子どもの習い事や小学校受験までも、周囲の流れに合わせて見栄で決めてしまいます。気づけば、今月の支払いを翌月の給料でまかなうようになり、200万円あった貯金も30万円まで減ってしまっていました。
そんな折、夫の会社に残業規制がかかり、手取り収入がダウン。毎月の固定費がまかないきれず、ついにはマイホームを手放す決断を下すことになります。
お金の問題だけでなく、どこかで「自分を見失っていたこと」がいちばんの原因だったのかもしれません。他人と比べすぎず、自分たちのペースで暮らす大切さを思い出させてくれる作品です。
音坂ミミコ@音坂マンガ部屋(@otosakamimiko)さんのインスタグラム
🔴【今話題の漫画を読む】働く女性同士で確執、キャリア女性VS子持ちパートの構図はなぜ?|女女平等










