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ママ友とのお出かけで散財…どうしても止められない理由|新興住宅地で見栄を張りすぎた話

この漫画は、著者・音坂ミミコ(@otosakamimiko)さんの友人・三重崎一家が念願だったマイホームを手に入れるも、妻・ハルミが見栄のために散財してしまい、わずか数年でマイホームを手放すまでを描いています。『新興住宅地で見栄を張りすぎた話』第31話をごらんください。

©otosakamimiko

【1話から読む】新興住宅地で見栄を張りすぎた話

息子同士が仲良しということもあり、ハルミは小山さんとよく一緒に出かけるようになりました。そのたびに新しい洋服を買い、子ども服も良いものを選ぶようになりました。さらに、小山さんに負けたくない気持ちから、彼女より少し高いものを買うことが増えたため、貯金がどんどん減っていきました。

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ハルミは小山さんと出かけるたびに、新しい服を買っていました。しかも、毎回小山さんに負けたくないという気持ちから、彼女よりも少し高価なものを選ぶことが多かったのです。その結果、思っていたよりも早く貯金が減ってしまいました。

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ハルミはママ友の中でも、小山さんと特に親しくなりました。そのため、彼女と一緒に出かける機会が増え、そのたびにかなりお金を使うことになりました。

ある日、ハルミが外出していると、三村さんと高見さんを見かけました。

🔴【続きを読む】「何も習わせてない…」ママ友との会話で感じた習い事格差|新興住宅地で見栄を張りすぎた話

【全話まとめて読む】
新興住宅地で見栄を張りすぎた話

手放して気づいた本当に大切なもの

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この漫画の主人公・三重崎ハルミは、大手企業に勤めるエリートサラリーマンの夫と、元気な息子と暮らす専業主婦。三重崎一家は、静かで整った新興住宅街に、念願のマイホームを手に入れました。穏やかな日々が続くかと思いきや、たった数年で家を手放すことになるのです。

引っ越し先で出会ったママ友たちは、ハイブランドの服や持ち物に身を包み、気さくで親切な人ばかり。けれどハルミは、どこか居心地の悪さを感じ始めます。自分とは違う「豊かな暮らしぶり」に引け目を感じ、次第に劣等感を抱くようになっていったのです。

やがてハルミは、「負けたくない」という気持ちから、ブランド品のバッグや食器を次々と購入。ママ友より少し高い物を選ぶことで、安心感や優越感を得ていました。さらに、子どもの習い事や小学校受験までも、周囲の流れに合わせて見栄で決めてしまいます。気づけば、今月の支払いを翌月の給料でまかなうようになり、200万円あった貯金も30万円まで減ってしまっていました。

そんな折、夫の会社に残業規制がかかり、手取り収入がダウン。毎月の固定費がまかないきれず、ついにはマイホームを手放す決断を下すことになります。

お金の問題だけでなく、どこかで「自分を見失っていたこと」がいちばんの原因だったのかもしれません。他人と比べすぎず、自分たちのペースで暮らす大切さを思い出させてくれる作品です。

音坂ミミコ@音坂マンガ部屋(@otosakamimiko)さんのインスタグラム

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