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ハルミは、自分が見栄を張るためにお金を使いすぎていたことを認めました。その後、コタロウは家計が破綻した原因を分析し、家計の管理をすべて妻に任せて自分も状況を把握していなかったことを謝罪しました。
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ハルミは、自分が見栄を張るためにお金を使っていたことを素直に認めました。夫のコタロウも、ハルミが昔から見栄っ張りな性格であることを知っていたようです。
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コタロウは、家計の管理をハルミにすべて任せていたこと、そして夫婦でお金の使い方について話し合いをしてこなかったことが原因だと考えました。
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手放して気づいた本当に大切なもの
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この漫画の主人公・三重崎ハルミは、大手企業に勤めるエリートサラリーマンの夫と、元気な息子と暮らす専業主婦。三重崎一家は、静かで整った新興住宅街に、念願のマイホームを手に入れました。穏やかな日々が続くかと思いきや、たった数年で家を手放すことになるのです。
引っ越し先で出会ったママ友たちは、ハイブランドの服や持ち物に身を包み、気さくで親切な人ばかり。けれどハルミは、どこか居心地の悪さを感じ始めます。自分とは違う「豊かな暮らしぶり」に引け目を感じ、次第に劣等感を抱くようになっていったのです。
やがてハルミは、「負けたくない」という気持ちから、ブランド品のバッグや食器を次々と購入。ママ友より少し高い物を選ぶことで、安心感や優越感を得ていました。さらに、子どもの習い事や小学校受験までも、周囲の流れに合わせて見栄で決めてしまいます。気づけば、今月の支払いを翌月の給料でまかなうようになり、200万円あった貯金も30万円まで減ってしまっていました。
そんな折、夫の会社に残業規制がかかり、手取り収入がダウン。毎月の固定費がまかないきれず、ついにはマイホームを手放す決断を下すことになります。
お金の問題だけでなく、どこかで「自分を見失っていたこと」がいちばんの原因だったのかもしれません。他人と比べすぎず、自分たちのペースで暮らす大切さを思い出させてくれる作品です。
音坂ミミコ@音坂マンガ部屋(@otosakamimiko)さんのインスタグラム
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