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お道具箱にあった「髪の毛」…自分で切ったというけれど…?
主人公のツマ子は、小学2年生に進級し、BちゃんとKちゃんという友人ができました。BちゃんとKちゃんはもともと友人関係にあるようでしたが、ツマ子はこの2人の雰囲気に微妙な違和感を覚えます。そして、2人の関係を観察していたところ、どうもKちゃんはBちゃんにいじめられていることが分かってきます。
はっきりとした暴力などを目にしたことはありませんでしたが、小さな違和感と異様な雰囲気でKちゃんと接するBちゃんを目撃し、ツマ子はできるだけKちゃんとBちゃん2人きりにならないよう配慮するようになります。そんなある時、Kちゃんのお道具箱の中に「髪の毛の束」を見かけたツマ子は…。
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ツマ子(@tumakonofamily)さんのインスタグラム
お道具箱の中の髪の毛についてすでに知っていたBちゃん。そのBちゃんはこの髪の毛について「Kが自分で切った」と言いました。「なんでそんなことをしたの?」と素直にわきあがる疑問を尋ねられない雰囲気が、Kちゃんの周りには漂っています。
「何だかおかしい」人間関係で感じるちょっとした心のザワつきや直感は、後々振り返ると「ああ、そういうことだったのか」と分かる場面もありますよね。ただ、子どもの場合、何らかのネガティブな直感が巡っても、それをうまく言葉にできないこともあるでしょう。周囲の大人が、こうした小さなゆがみに気づけるよう、日々子どもたちの様子を見守れる余裕が本当に必要ですよね。










