様々な意見が寄せられる中、出産シーン公開へ
2015年7月5日放送の「世界の果てまでイッテQ!」の中で、お笑いトリオ森三中の大島美幸さんの出産シーンが放送されました。
放送前にはネット上に「出産まで芸にするの?」「産みたくても子供を産めない人に対して配慮がない」などの批判が寄せられ、ツイッターやフェイスブックで自分の意見をつぶやく人が続出しました。
さらにそのような非難のコメントに対して、「五体不満足」の著者として知られる乙武洋匡さんが強烈な皮肉をつぶやき、こちらも話題になりました。
この乙武さんの発言はネットニュースでも取り上げられました。すると
「乙武洋匡氏 「イッテQ」での大島美幸の出産シーンめぐる非難を一蹴」
という記事のタイトルに対しても、切れ味の鋭い返しが!
こうしてどんどん注目を集めていった大島さんの出産映像。実際に放送されたのはどんな映像だったのでしょうか?
多くの人が注目する中、ついにオンエア…その結果は?
2015年7月5日、「世界の果てまでイッテQ!」で放送された大島さんの出産映像や、大方の予想を裏ぎるさっぱりとしたものでした。
顔のアップがメインで、いわゆる生々しい部分はほとんどなし。映像自体もかなり短く編集されていました。
出産の痛みに「あーーーー!!」叫んだ後、赤ちゃんが誕生すると急に表情がやわらかくなり「何今の!?」とリアクション。
このユーモラスな反応に、スタジオで視聴しているタレントは思わず爆笑。その後大島さんは、赤ちゃんの姿を見て「あー、ありがとう…かわいいね」と号泣しました。
「感動した」という感想が大部分をしめた!
このシーンを見たみんなの反応は、ほとんどが好意的なもの。
世の中の母親はすごいと思った!
「感動して泣いた」という内容のコメントは特に目立ちました。
出産した時のことを思い出した
出産経験のある女性からは、「出産を思い出した」「2人目がほしくなった」などのコメントも。
ソフトで見やすかった
放送後のツイッターにはあたたかいコメントが並びました。
「見たくない!」と主張していた人は見ていないので、当然といえば当然かもしれませんね。
夫・鈴木おさむさんは、ブログの方向性に迷いも…
出産シーンの放送に対する賛否両論はありましたが、結果として受け入れられた感のある今回の放送。
しかし今回の批判を受け、夫の鈴木おさむさんはブログの方向性に迷っているようです。
ここのブログでいろいろ書いたりすることによって、誰かを傷つけていることもあるんじゃないかと。
ここでの記事、写真、言葉。
見て、悲しく傷ついてる人もいるんじゃないかと、思っている気持ちもあります。 出典: ameblo.jp
こう綴った鈴木さんは、「この僕のブログ、今後、どういうことを書いていくことがいいと思いますか?」とブログの中で問いかけ、3,400件ものコメントが寄せられました。
コメントの大半は「今のままでいい」「思ったことを書くのがいい」というものでしたが、鈴木さん・大島さん夫妻を認めながらも苦言を呈す人も…
今、苦しんでいることは理解してほしい
私の一人めの娘は妊娠40週、胎盤剥離で、出産後すぐに、天使になってしまいました。誕生死です。待ちに待った待望の赤ちゃんでした。その後の生活は、想像を絶するものでした。お乳をとめる薬を飲んでも、体は赤ちゃんが死んだことを知りません。流れ出るお乳、飲ます赤ちゃんはいない。地獄とは、こういうことだと知った。(中略)
私はもう月日もたち、強くなっています。周囲の言葉、そして、テレビからの情報、見るもの、聞くもの、私を強くしました。でも、今現在、苦しみと戦っている人がいるってことだけ、理解した上で、ブログを続けて下さい。 出典: ameblo.jp
今回の出産シーンの「配慮が足りない」論争は、「子供を望んでもできない人への配慮」がクローズアップされがちでした。
そんな中でこの女性のコメントは、鈴木さんにとって特に印象的だったようです。
言葉選びには気をつけるべき
絶対!!!とかの言葉は使って欲しくはないかな。諦めなければ絶対子供は授かる!とか…夢は絶対叶う!!!とかみたいに…
叶った人だから絶対って言葉言うのかもだし、その言葉を使えるのかもしれないけど、叶わなかった人もその裏で沢山いるはず。
その人達にとっては「絶対なんて嘘ぢゃん!」って思う。
影響力が大きい人達だからこそやっぱり、Blogでの言葉選びは大切だと思います。 出典: ameblo.jp
鈴木おさむさんは、これらの膨大な数のコメントを受け、「昨日いただいた沢山の言葉を胸に思って書いていこうと思います。」と決意を新たにしているよう。
少しずつ変化させながらブログを続けていくと語りました。
リラックスにも役立ったCCDカメラ
「イッテQ!」の中で特に印象的だったのが、「苦しんでいた大島さんがCCDカメラつきヘルメットを被ると落ち着きを取り戻した」というエピソード。
人によっては、出産時にリラックスするためにアロマオイルをたいたり、好きな音楽をかけたりしますよね?大島さんにとってはそれが芸人としての苦楽を共にしたCCDカメラだったのかもしれません。
この出産シーン公開を機に、大島さんがTVに戻ってくる日も近いかもしれませんね♡