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祖母と交わした「最後の会話」を後悔…もう意識が戻ることはないと言われて

主人公・わたしちゃんが3歳のとき、両親が離婚。わたしちゃんと姉(当時7歳)は、父と暮らすことを選びます。ですが父は、無職・女好き・酒乱…と、悪いところだらけ。そのため、姉妹を育ててくれたのは、父方の祖父母でした。特に、祖母にはたくさんのことを教わります。そして数年後、父は当時18歳の女性・りーと結婚。わたしちゃんは一刻も早く家を出るために、通信制高校に通いながらアルバイトをします。お金は継母に預かってもらっていました。ついに目標額に到達し、車の免許を取りに行こうとしますが…。著者・こだころ.(@pipipi.boyoyon)さんの実体験を描いた漫画作品『わたしの3人の母』をダイジェスト版でごらんください。

©pipipi.boyoyon

【全話まとめて読む】わたしの3人の母

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父と継母に貯金を奪われて…

わたしちゃんは、車の免許をとって、早くこの家から出ることが目標でした。ところが、継母に預けていたはずのお金は、すっからかんに…。こんなことをされたら、怒って当然です。

そしてつい、心配してくれる祖母に八つ当たりをしてしまいました。このことを、わたしちゃんは後悔します…。

突然倒れた最愛の祖母

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祖母は、一命はとりとめたものの、医師から告げられたのは残酷な現実でした…。謝ることが叶わないまま、祖母の意識が戻らないなんて、どれほど悲しかったことでしょう。

このあと、わたしちゃんは免許を取得し、家から出ます。ですが、頻繁に病室を訪れ、祖母と過ごす時間が以前よりも増えます。

そんなある日、わたしちゃんは友人に、祖母とケンカしてしまったことを話します。友人は、親身になって話を聞いてくれましたが、わたしちゃんの心は晴れません。そればかりか、友人に対して「何も知らないくせに…」と、思ってしまいます。

友人と別れたあと、わたしちゃんは気づくと祖母の病室にいました。

通じた?祖母と孫が起こした奇跡

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わたしちゃんの想いが、祖母に通じたのでしょう。祖母がけん命に応えてくれました。そして、「幸せになろう」と、思った瞬間でした。

このあと、祖母は静かに息を引き取ります。わたしちゃんにとっての祖母は、単なる育ての親ではなく、たくさんの愛情を注いでくれた、唯一無二の存在でした。わたしちゃんは今、子どもを産み、とても幸せに暮らしています。

本作では、著者・こだころ.さんの壮絶な子ども時代が描かれています。複雑な家庭環境で育ちましたが、今の幸せがあるのは、きっと祖母の愛情があったからですね。家族のあり方や、愛情について、考えさせられる作品です。

【全話まとめて読む】
わたしの3人の母

こだころ.(@pipipi.boyoyon)さんのインスタグラム

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