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息子が夜間練習から外されたことをきっかけに、ついに退部の決意を固めたもっつんさん。「辞めたくない」と必死に抵抗する息子に、代わりの選択肢としてダンスを提案するのでした。
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野球を辞めたくないと動揺する息子に、もっつんさんは新しい道としてダンスという選択肢を提案しました。
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良くないと分かりつつ、もっつんさんが提示した交換条件。息子はダンスに強く惹かれ、目を輝かせて食いついてきました。
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ダンスと野球の両方をやりたいとはしゃぐ息子に、もっつんさんは「両方は無理だよ」と現実を告げました。
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息子が本心ではまだ野球を続けたいと分かっていながら、それでも辞めさせる選択が正しいのだと、もっつんさんは自分に言い聞かせました。
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息子の「野球を続けたい」という本心に葛藤しながらも、もっつんさんは退部を決断。
他のものを使って釣るのは良くないと思いつつも、ダンスを提案すると息子は喜び、もっつんさんは複雑な感情を抱きながらも、次の練習でチームに退部報告すると決めました。
つらいなら離れていい。ストレスをひとりで抱え込まないで
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このお話の主人公・もっつんさんは、「野球がやりたい!」という息子の気持ちを大切にし、勢いのままスポーツ少年団に入団させました。ところが始めてみると、お茶当番や送迎、練習の応援など、想像以上に親の負担が重くのしかかり、保護者同士の関わりにも気をつかいながら、もっつんさんは徐々にストレスをため込んでいきました。
一方で、息子は発達障害による困りごとを抱えながらも野球が大好きで、毎週の練習を心から楽しみにしている様子。その姿を見るたびに、「この子の“好き”を応援してあげたい」という気持ちが揺らぐことはなかったそうです。
でも、子どもが何かに夢中になっていると、つい親も頑張りすぎてしまいますよね。「支えなくちゃ」「ちゃんと応援しなくちゃ」と気持ちが先走り、気づけば自分の心と体をすり減らしてしまうこともあります。忘れてはいけないのは、ママだってひとりの人間だということ。無理を続ければ、不調が出るのは当然です。そして、もし 今いる環境がどうしても合わなくて苦しいなら、離れることは決して逃げではありません。世界はひとつではなく、もっと優しい場所や、あなたと子どもが心地よく過ごせる環境は必ずあります。
子育ては、親子が一緒にゆっくり成長していくもの。完璧である必要はありません。うまく力を抜いたり、周りに頼ったりしながら、親も子も“ちょうどいい距離感”で幸せにいられる場所を選んでいけたらいいですよね。
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