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「みんなで幸せになりたい」子持ちVS子無しの構図は仕方ない?社会に感じる歪み|33歳という日々

何気ない毎日のなかで、ふと感じる違和感や孤独。主人公のゆみさんは、仕事と子育てを1人で担いながら、その思いと向き合っています。「母親」としての役割と、自分自身の気持ち。そのあいだで揺れ動く姿が、静かに心に残る物語です。『33歳という日々』第19話をごらんください。

©suzukimiro

🔴【1話から読む】33歳という日々

ゆみさん自身も、子どもがいなかった頃は、子持ちの友人から「子どもは1人ぐらい産んでおいたほうがいいよ」と助言されたことがありました。子どもがいる人、いない人、それぞれに違う重さがあって、分かり合えない瞬間もある。みんなが幸せになる方法はないのだろうか——そんな思いが、ふと浮かんでしまうのでした。

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子どものいる人、いない人、それぞれに違った思いがあるのだと思います。子どもはただ生まれてきただけなのに、生まれた瞬間からいろいろな“重い荷物”を背負わされてしまう——そんな現実に、ゆみさんはふと胸が締めつけられるのでした。

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産んでいても、いなくても、みんなそれぞれの場所で必死に頑張っている。だからこそ、みんなで幸せになれたらいい——ゆみさんは心からそう思っています。でも、そんな願いは“きれいごと”なのかもしれない。そう思った瞬間、胸の奥に小さな痛みが走りました。

🔴【続きを読む】「友達が犬を飼った」娘の話を聞くワーママが感じ取った【嫌な予感】|33歳という日々

【続きとバックナンバー】
33歳という日々

幸せだと思える日々があれば、それで十分

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シングルマザーとして4歳の娘を育てるゆみさんは、仕事と育児に追われる日々のなかで、いつも娘を優先して過ごしています。朝は慌ただしく身支度を整え、気づけば自分のことは後まわし。それでも「娘の笑顔を守りたい」という思いを胸に、今日も前へ進んでいます。

しかし、周囲から「お母さん」としての役割ばかりを求められるなかで、自分という存在が薄れていくように感じることもあります。母である前に、1人の自分としての気持ちに戸惑う瞬間もあるのです。

また、周囲との違いにふと孤独を感じることも。家庭のかたちや環境は人それぞれだと分かっていても、自分だけが違う場所にいるように思えてしまう日もあります。

そんなゆみさんを支えているのは、娘の何気ない笑顔や優しさでした。与えているつもりでも、実はたくさんのものを受け取っていることに気づかされます。

比べなくていい、完璧でなくていい。今の自分なりの幸せを大切にしていいのだと、そっと背中を押してくれるお話です。

書籍『33歳という日々』(鈴木みろ/KADOKAWA)とは、高校の同級生だったエリ、このみ、ゆみの3人を主人公に、33歳になった彼女たちの「混じり合わないけれど地続きな日常」を描いた作品です。現在、1〜3巻が好評発売中。

鈴木みろ|Suzuki miro(@suzukimiro)さんのインスタグラム

🔴【1話から読む】33歳という日々

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