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いじめられていたクラスメイトが教室に来るようになって、安心していたアゲちゃんさんでしたが、彼女へのいじめがなくなった代わりに、いじめの矛先はアゲちゃんさんに向かうことに。「次は自分がいじめられる番なんだ」と悟ったアゲちゃんさんは、絶望の淵に追いやられます。
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いじめの中心となっていた男子児童ふたりが謝罪してから、いじめられていた女子児童は再び元気そうに登校するようになりました。いじめを止めることができなかった罪悪感を抱えていたアゲちゃんさんは、ほっと一安心です。
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クラスのいじめ問題は、解決したかのように見えました。ところが、いじめっこの男子ふたりは今度はアゲちゃんさんに「キモい」「こっち見るな」などと悪態をつきはじめます。
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突然はじまった暴言に戸惑い「聞き間違いかな」と思いますが、執拗に続く罵詈雑言に「ああ、次は私なんだ」と、いじめのターゲットが自分に移ったことを痛感します。
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教室でも家庭でもない「第三の居場所」
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もしもわが子が不登校やいじめに直面したら、親としては「学校に行かせるべきか、休ませるべきか」という二択に追い詰められ、焦りを感じてしまうのではないでしょうか。しかし、不登校の子どもに寄り添う形は、決してその二つだけではありません。
小学生時代にいじめにあい、教室に入ることができなくなっていた漫画の著者・アゲちゃんさんに提案されたのは「校長室登校」でした。すてきな校長先生との交流を経て元気を取り戻したアゲちゃんさんは、やがて教室に戻り、無事に小学校を卒業することができました。
作品に登場する校長先生の印象的な言葉「心の風船」。一度傷ついた心は、無理に膨らませようとしてもすぐには元に戻りません。大切なのは、学校という場所への復帰を急ぐことではなく、まずはその子が安心して呼吸できる「第三の居場所」を見つけてあげることです。
もちろん、全ての学校が校長室登校に対応できるわけではありませんが、保健室や市町村の教育支援センター、フリースクールなど、選択肢は多岐にわたります。不登校の解決策は「行く・行かない」の二つだけではないこと、学校に行けないときにも味方は必ずいることを教えてくれる作品です。
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