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ひとりでトイレに向かうアゲちゃんさんに声をかけてきたのは、たまに話をする程度のクラスメイトでした。校長室でアゲちゃんさんにケーキや紅茶を振舞われていることを指摘して、「ずるい」「代わりたい」と一方的に言い放って去っていきます。「じゃあ、いじめも代わってよ」と、アゲちゃんさんの心は沈み込んでしまいました。
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たまに喋ることはあるけど、遊ぶことはないクラスメイトに遭遇しました。気まずい空気が漂います。
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校長室で紅茶やケーキが提供されていることを「ずるい」と笑うクラスメイトたち。アゲちゃんさんは何も言い返せずに、あいまいに笑うことしかできません。
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いじめられて避難した先で「ずるい」と言われる理不尽に、アゲちゃんさんは思わず「じゃあ、いじめも代わってよ」と、つぶやきました。お菓子をうらやましがる子どもの悪気のない一言かもしれませんが、まだいじめの傷が癒えていない心には大きな負担がかかります。
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教室でも家庭でもない「第三の居場所」
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もしもわが子が不登校やいじめに直面したら、親としては「学校に行かせるべきか、休ませるべきか」という二択に追い詰められ、焦りを感じてしまうのではないでしょうか。しかし、不登校の子どもに寄り添う形は、決してその二つだけではありません。
小学生時代にいじめにあい、教室に入ることができなくなっていた漫画の著者・アゲちゃんさんに提案されたのは「校長室登校」でした。すてきな校長先生との交流を経て元気を取り戻したアゲちゃんさんは、やがて教室に戻り、無事に小学校を卒業することができました。
作品に登場する校長先生の印象的な言葉「心の風船」。一度傷ついた心は、無理に膨らませようとしてもすぐには元に戻りません。大切なのは、学校という場所への復帰を急ぐことではなく、まずはその子が安心して呼吸できる「第三の居場所」を見つけてあげることです。
もちろん、全ての学校が校長室登校に対応できるわけではありませんが、保健室や市町村の教育支援センター、フリースクールなど、選択肢は多岐にわたります。不登校の解決策は「行く・行かない」の二つだけではないこと、学校に行けないときにも味方は必ずいることを教えてくれる作品です。
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