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大泣きするまさお君兄弟。2人は、自分たちがリリーちゃんを本当の意味で大切にしてあげられていなかったことに気づいたのでした。その姿を見たお母さんも、ようやく何かを悟ったように表情を変えます。そして——。リリーちゃんは晴れて、小柳さん家の猫として迎えられることになったのでした。
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大泣きするまさお君兄弟。ひたすら飼い猫のリリーちゃんに謝っているようです。
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小柳さんの言葉を聞いたまさお君兄弟は、何か大切なことに気づいたように顔をゆがめ、堪えきれず大泣きしながら「ごめんね…」と謝りました。その必死な姿に、小柳さんの思いがしっかり届いたのだと分かります。そして——。泣きじゃくる子どもたちを見つめたお母さんの胸にも、ズキンと痛みが走るのでした。
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いろいろありましたが、リリーちゃんもようやく小柳家の飼い猫になりました。
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そして、リリーちゃんはダイエット成功。元のかわいらしい姿に戻りました。適正なエサの量、運動でこんなにも変わるのですね。
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小柳さんの思いがまさお君兄弟にしっかり伝わり、2人は納得したうえでリリーちゃんを小柳家にお願いすることになりました。お母さんが本当に理解できたのかは分かりませんが——。こうしてリリーちゃんは晴れて、小柳家の飼い猫になったのです。新しい環境でのびのびと過ごし、ダイエットにも見事成功しました。そして、1年後——。小柳家を訪れたのは……。
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子どもたちに伝えたい「生き物と向き合うやさしい選択」
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このお話は、近所のまさおくんにトイレを貸したことをきっかけに、小柳さんは「癖のあるご近所家族」との思わぬトラブルに巻き込まれていきます。母親が仕事で不在のため、仕方なく子どもを家に上げたものの、寝ている猫に無理に触って怪我をさせてしまい、その報告に対しても感謝どころか「猫を隔離したら?」という心ない言葉が返ってくる始末。
その後、その家族は自分の家でも猫を飼い始めますが、餌の与えすぎで太らせてしまうなど、無責任な飼い方が続きます。さらに引っ越しを理由に「猫を引き取ってほしい」と頼まれ、小柳さんは怒りを抱えながらも、猫のために条件付きで引き受けることに。
小柳さんのもとで猫は健康を取り戻し、近所の子まさおくんたちも「生き物を最後まで責任を持って世話すること」の大切さを学んでいきます。この物語は、生き物を大切にする気持ちは、小さな思いやりの積み重ねで育つこと、そして誰かの優しさが、子どもたちの未来の「正しい選択」につながっていくことをそっと教えてくれます。
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