©mocchi_kakei
主人公は「私は意地悪なんてしていない」と強く言い張ります。確かに、露骨な意地悪をしたわけではありません。しかしお嫁さんは、これまでさまざまなことをずっと我慢して過ごしてきたと打ち明けます。主人公の「善意のつもり」と、お嫁さんの「積み重なった負担」そのズレが、ついに表面化した瞬間でした。
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嫁の心の狭さを指摘した主人公。しかし息子は迷わず嫁をかばいました。その態度に、主人公はショックと怒りが入り混じったような表情を見せます。自分の味方であるはずの息子が嫁側についた。その事実がどうしても許せず、主人公の胸の奥で何かがきしむのでした。
立場が変わっても、相手の気持ちを想像することを忘れてはいけない
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干渉の激しい義母に苦しんだ過去から、「自分は絶対にお嫁さんを大切にしよう」と心に決めていた主人公。
息子が結婚してからも「優しい姑でいたい」と自分を戒め、干渉しないよう努めていました。しかし孫が生まれると事態は一変。「良かれと思って」送った愛情が、少しずつ双方の間にすれ違いを生んでいきます。
この物語は、立場が変わると自分では気づかないうちに相手を困らせてしまう難しさを描いています。どんなに温かい愛情からの行動であっても、相手の立場や心のペースに配慮しなければ、想いがうまく伝わらないこともあるのかもしれません。
家族の関係は、お互いを思いやる気持ちと心地よい距離感の中で育まれていくもの。過去の苦い経験にとらわれすぎず、相手の気持ちを柔らかく想像しながら関わることの大切さを、改めて考えさせてくれる作品です。
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