集中力が続かない子供が増加!
子供に限らず、大人でも長時間集中することは難しいですよね。一般的に集中力の持続時間は、平均15分程と言われています。15分刻みで集中しては休んでの繰り返しを訓練することにより、最大90分まで伸ばすことができます。
ちなみに、幼児の集中できる時間は最大10分ほどで、小学生は20分持てばいいほうです。しかし、近年この短い時間ですら集中が出来ない子供が急増し、問題になっています。
集中力のない子供の原因や環境とは
一番大きい原因としては、スマホやポータブルゲームの普及とも言われています。四六時中、誰かと常に連絡を取れる環境であることが子供集中力を低下させてしまいます。
さらに、ゲームだけでなく、子供の好きなおもちゃが傍にあったりする環境も、集中力が続かない原因でもあります。
また、環境以外にも睡眠時間も、子供の集中力に大きく影響しています。近年では、昔に比べて子供たちの就寝時間が遅くなり、睡眠不足が深刻化しています。
子供に限らず、人は睡眠不足になると、セロトニンと呼ばれるホルモンの分泌量が減少してしまいます。このセロトニンが不足すると、イライラし、集中力が低下するとも言われています。
子供の集中力を高める方法
子供の集中力を高めるために、親である私たちがしてあげられることとは一体どんなことでしょうか。
- 集中しやすい環境作りを作ってあげる
- 規則正しい生活をさせる
- 集中できなくても、決して怒らない
- 子供の好きなことを優先させてあげる
子供の好きなことを優先してやらせてあげることは、集中力を高めることに大いに効果的です。親からの強制ではなく、子供がやってみたい、またやりたい習い事をすることで集中力を鍛えることができます。
全く集中できない…もしかして病気?
集中力に欠ける、常に落ち着きがないなどの行動は、注意欠陥多動障害(ADHD)という病気の可能性もあります。この病気は最近知られてきた病気でもあり、大人になってから気付くという方も多くいます。
様々な工夫や努力をしても一向に集中力の改善がみられないという場合には、精神科や精神内科を受診し、相談することをおすすめします。
我が子の集中力が続かない・・体験談をご紹介
子供の集中力の無さに頭を抱えるママも多いんです。何をしても集中できない時の克服方法を実際の体験談を交えてご紹介します。
我が家はこうやって、子供の集中力を高めました!
やるべきことをリストにまとめ、それを終わらす間だけしっかりと集中させるというトレーニング法!毎日続ける(毎日集中できる)時間を作ることが大切なんですね!一日のやることリストをあまり多くしすぎず、子供でも集中できそうな量をまとめてあげることも大事!
楽しいことを先に伝えてから集中させる!
こちらは、なかなか集中しない時、一時的に使える方法でもあります。私も我が子によく使ってしまいますが、できることならお楽しみを作って集中させるのではなく、繰り返し自発的にやってもられると良いですよね!
やりたいことは好きなだけ!
さすがに命に関わるようなことは避けますけど…とりあえずやらせてみたり、転んだりぶつけたりしても様子見てたりします。
「どう?痛かったよね?だからやめようね」と言ってました。
大分大きくなってきた上2人には「そういうのを自業自得というのよ~」と言ってます(笑)
子供がやりたいと思ったことは、気が済むまでやらせてあげることも大切!子供の頃にやりたいことが出来ずに、親のやらせたいことばかりを優先してしまうと、子供ながらにストレスを感じることもあるんだそうです。危険なことは親がしっかりと教え、子供の好奇心を遮らないようにしてあげることが大事なんですね!
集中力が続かないのなら、まずは環境の見直しを!
子供の集中力に欠ける、なかなか持続しないと感じたなら、まずは今の生活や環境を見直してみましょう!生活リズムを見直すことで集中力の持続性が改善されることもあります。
幼児や低学年の場合には、絵本の読み聞かせや絵を描くこと、また工作でも集中力を身に付けることが出来ます。最初から長時間の集中を強要するのではなく、短い時間から徐々に時間を増やしていくことを目安に親がしっかりとサポートしてあげましょう。