新居購入に至るまで
我が家は旦那と私、3歳の長男、旦那の父の4人家族。いや、愛猫も含めて5人家族です。
もともと義父は持ち家だったのですが、諸事情により手放してから私たち夫婦と賃貸一戸建て生活。
結婚当初から一戸建て購入は目指していたものの、不妊治療を始めてからそちらにお金をつぎ込み、「子供ができたらマイホーム」というのが合言葉になっていました。
いよいよ家を!その時主人は45歳
そしてなんとか息子を授かり、いよいよ家を!!と思った時には貯金がほぼ無し。
ある程度貯金を…と思ったのですが、遅くなれば遅くなるほど厳しくなるのはローンの審査と返済。そこで思い切って新居探しに踏み切ったのは主人が45歳になったときでした。
住宅展示場めぐり
「家を買おう!!」と本腰をあげたのは2015年の春。
まずはいただける景品やイベント目当てに住宅展示場めぐり。「家が欲しい」という気持ちは前々からあったので、夢は膨らんでいます。希望に近い家を作ってくれそうな住宅メーカー数件をまわりお話を伺いました。
その中から住みたい地域を取り扱っているメーカーさんから見積もりを作っていただいたところ・・・・・高い、高すぎると少々ショック。「もう少し現実を見ましょう」と夫婦で話し合いました。
建売住宅、中古住宅めぐり
では現実的なものをということで建売住宅と中古住宅にシフトチェンジ。
ここでネックになってくるのは我が家は旦那、私、義父がそれぞれ車で生活をするので3台とめられる駐車場が必要なこと。仏壇を置くスペースが必要なこと。1階に義父の生活スペースとして6畳程度の部屋が必要なこと。
この最低条件がなかなか難しかったのです。
ようやく条件をクリアした建売住宅を発見したのですが、最寄り駅まで遠く子供が高校進学をしたときを考えるとちょっと悩むところ。しかもその地域の近くに住んでいる友人に聞くと、治安もあまりよくないらしく、小・中学校にいたってはかなり評判がよろしくないとのこと。
あとは希望の条件に合うように手直ししてもらうという案もありましたが、そうすると注文住宅とさほど変わらないことに。
再び注文住宅へ!そしていよいよ契約!
前回の展示場巡りで頼むのならここと決めていた住宅メーカーに相談。千葉県中央付近のずっと暮らしている地域を希望していたので場所はすんなり決まりました。
前回の見積もりよりもかなり妥協して作り直してもらいました。するとなかなか現実的なものに。
これはもう決めるしかない!!とついに契約することに。
決定した家は3LDK+納戸の3500万円
用意した頭金は20万円だけ。月々の支払いはそれまで支払っていた家賃の多少上乗せして10万円以内で。ボーナス払いなしという予算で決めていきました。
本当は4LDK+屋根裏収納を望んでいましたが、予算から考えて3LDK+納戸へ。ただし、仏壇スペースとしてリビングの片隅に仏壇置き場と1畳の畳コーナーを作りました。
そしてトータル3500万円の家になりました。
家探しを通して分かった抑えるべきポイント
家を購入するにあたって私たちが注意した点を紹介します。
ローンを組む際は、将来的を考える冷静さも必要
家は大きな買い物。決断には勢いも必要だけれど後々の返済が大丈夫か将来的なことまで考える冷静さも必要。
我が家は「なんとかなるさ」と能天気な私に比べ、旦那が慎重な人なので現実的な家が出来上がりました。
「老後破産」なんて言葉も最近よく耳にします。将来的なことを見据えてローンは組むべきですね。
完成した我が家に移り住んで実はまだ1週間。まだ引っ越しの荷物も片づけきっていない我が家ですが、これからのローンの返済のために家族一致団結していきたいと思います。
災害に強いか、子供が学校に良いやすいかを考える
災害によって家を失うばかりではなく、命の危険までおこります。周りに危険なものがないかはもちろんですが、どんな土地だったのか調べることも大切です。
また、うちは子供が小さいので、小学校まで安全に通えるか?進学していって電車通学になったときにせめて自転車で駅までいける範囲の場所をと探しました。
時間にゆとりをもって
注文住宅にする場合、ハウスメーカーさんとの打ち合わせがやたらあります。うちの場合子供が小さかったため一日がかりで打ち合わせをするのが難しく毎週末のように打ち合わせに通いました。
賃貸住宅からの購入の場合、契約更新の日を考えて余裕をもって決定したほうが家づくりにかける時間がゆっくりもてると思います。
夢のマイホームに住む現在
不妊治療を経て息子を授かり、ついにはマイホームゲット。次々に夢がかないちょっと怖い感じもあります。が、現実にあるのはローンの返済。35年ローンで組んだのでそのまま払っていくと終わるのは旦那が80歳になってから…。
子供の教育資金も貯めていかなくてはならないし、ローンに追われる老後はちょっ…。次の目標は教育資金をキープしつつ、大学入学までに住宅ローンの繰り上げ返済をすることです。なかなか厳しそうですが、がんばります!!