就任当時まだ24歳だっただいすけお兄さん。大学卒業後は劇団四季で忙しく、その次はうたのお兄さん。
自分がプライベートで楽しむ暇などなく、毎日子供たちのために歌い続けていたんですね…。
実はそんなに高くない?「給料」
「うたのお兄さん・お姉さん」についてはNHKの契約社員になるそうです。
詳しい年収は公表されていませんが、契約社員という立場上おそらく月給30万円程度ではないかと言われています。
1週間ほぼ休みなしの激務、しかもプライベートも制約が多い…。歌や子供が大好きで、並々ならぬ情熱がないとやっていけない仕事です。
冷めない情熱はいつまでも…
うたのお兄さんに就任してからずっと、だいすけお兄さんは燃えるような情熱を持ち続けています。だいすけお兄さんは、うたのお兄さんとしてのこだわりをこんな風に語っています。
一番大切なのは「歌詞を届けること」
「歌詞をきちんと伝えるにはどのような歌い方をすればよいかを、うたのお姉さんといつも綿密に話し合っています。学生時代の学びで取り組んできた“曲を深く理解した上でフレーズをつくっていく”という考え方は、今の仕事に欠かせない重要な基礎です」 出典: www.kunitachi.ac.jp
うたのお姉さんと、いつも真剣に話し合いをして私たちに歌を届けてくれていたんですね。
だいすけお兄さんと、前任のたくみお姉さん、現在のあつこお姉さんの歌や表情からは、歌詞に込められた思いがひしひしと伝わってきましたよね。
時には怒りながら意見をぶつけあう
歌が好きという思いで2人でゼロから出発をして、フレッシュな気持ちを忘れず、子どもたちに元気になってもらえるように、楽しさが伝えられるように、いろいろなことを話し合いました。笑ったり泣いたり、時には怒りながら意見をぶつけたり、そんな8年間でした 出典: www6.nhk.or.jp
たくみお姉さんの引退会見で語った言葉です。2人の情熱あってこそのぶつかり合いだったことがわかります。
そんな壮絶なやりとりがあったことなんて全く感じさせない笑顔で、いつも子供たちに歌の楽しさを教えてくれている名コンビでしたよね。
この言葉を聞いて、会見時のたくみお姉さんは大粒の涙を流したそうです。
このあと1年間あつこお姉さんとともに、また新しいコンビとして素敵な歌声を届けてくれました。
全ての原動力はこれ!
「ずっと夢に描いてきた場所で歌える幸せは、他の何にも代えられません」 出典: www.kunitachi.ac.jp
小さいころから思い描いてきた「歌を歌う」という夢。そして高校生で見つけた「うたのお兄さん」という目標地点。
だいすけお兄さんは自分の力で一歩一歩、夢に向かって歩みを進めてきました。大変なことも、厳しいこともたくさんあったと思います。
しかしそれでもだいすけお兄さんを動かす原動力は、夢の力だったんですね。










