知育って何?
知育とは、物事を自分で頭で考える能力を育てる教育のことです。
ひとつに知育といっても、その発育過程や使う道具などよってその効果は全く異なります。効果的な知育ができるようにそのポイントなどをまとめてみました。
知育ってどんな教育?
知育とは、自分の頭で考える力を養う教育のことです。
いっぺん知育と聞くと、英才教育のような高度な印象を持たれるかと思いますが、知育は日常生活で行えたり、道具を使わずとも行えたりするものもあります。
知育によって鍛錬される「考える」という能力は、目の前の問題に対して、正確に状況を理解し、これまでの経験や知識を元に、最も良い答えを導き出すことです。これは脳が成長過程の幼児期に、脳に数多くの刺激を与えることで養われるため、子供の将来の学習能力や問題解決能力にも大きな影響を与える非常に重要な教育です。
知育をする上でのポイント
幼児期までに行う知育は、小学生ほどの児童期の子供にする教育とは異なります。
子供に楽しんでもらいながら知育を行えるように以下のポイントを抑えておきましょう。
- 否定しない
- 比較しない
- 受け入れる
- こどもが関心、興味をもつことを心がける
- 発育の年齢に応じた教育
せっかく知育を始めるのであれば、しっかりと以上のポイントを抑えて、子供に学ぶ面白さを知ってもらいましょう♪
知育の方法
知育の方法は、大きく以下の3つに分類されます。
- 知育玩具・教材を使う
- 家庭で工夫した知育
- 外の教室に通う
それぞれその時のご家庭の状況やお子様にあっているものを選びましょう。
下記で3つの詳細を紹介したいと思います!
1.知育玩具や教材を使う知育
玩具や教材を使った知育について紹介します。
知育玩具
知育玩具は、考えや表現を育むのを目的としたものです。具体的は知育玩具には、以下のようなものがあります。
- 積み木、ブロック
- 木のおもちゃ
- お絵かき
- パズル(組み合わせるもの)
- ピアノ(押せば音が出るもの)
玩具を使った知育は、遊び感覚で子供がやってくれるので、楽しみながら出来ておすすめです♪
知育教材
知育教材とは、知識や言語を習得するのを目的としたものです。具体的に知育教材には、以下のようなものがあります。
- ディズニー英語システム(幼児英語教材)
- 家庭保育園(右脳を開くための教材)
- こどもチャレンジ(こどもの大好きなしまじろと楽しく学ぶ知育教材)
- ワールドワイドキッズ(楽しく遊びながら英語を学べます)
- ペッピーキッズクラブセット(カードを機械に通すタイプの英語教材です)
- 七田式教材(右脳、左脳を活性化する知育教材です)
- いずみ書房(幼児教材の老舗、英語、知育玩具です)
- 学研の教材(知育、図鑑、DVDなどの教材)
- 公文式
自身も小さい頃に使っていたような有名どころが見られます。子どもが楽しんで学べる教材を選んであげたいですね!
2.家庭の工夫する知育
家庭で玩具や教材を使わなくても気軽にできる知育をご紹介します。
指先を使うあそび
指先は脳に直結していて、言語や思考といった脳の高次機能を担う大脳皮質に影響を与えています。指の体操をすることは脳の体操をしているとも言えるそうです。
- 折り紙
- ストロー通し
- 豆運び
指先を使うあそびには、上記の様なものがあります。脳を刺激するとともに、創造力、思考力なども養われます。
ことばあそび
ことば遊びは記憶力、思考力がアップします。
- 逆さ言葉あそび
- 仲間あつめ
- お話つくり
- 読み聞かせ
ことばあそびは、遊びながらいろいろな言葉を習得でき、考える力が養われます。
子どもの好きな遊びのひとつで楽しみながらできるのがいいところです。
子どもとのコミュニケーションをとるツールにもなります。
親子で料理
親子で料理をすることでいろいろなことを学べます。
作ることの楽しさや食べる楽しみ、嫌いなものが食べれるようになったり、包丁や火の扱い方を覚えるなど学ぶことが多いです。
また、親子でのコミュニケーションにつながります。
3. 外の教室に通う
知能の発達は人格形成の上で最も大事な時期に触れる環境、受ける刺激によって大きく影響を及ぼします。
遊びから学ぶことの楽しさを学び、協調性、思考力、想像力などを月齢にあわせた教材などを使って指導してくれるのが教室での知育です。
知育教室
知育教室の特徴は、簡単にまとめると以下のようなになります。
- 0歳~小学校6年生までが対象
- 各教室が推奨する教材を授業で活用
- 0~2歳児までは親子で学ぶクラスが多い
- 教室によって重視する内容が違う(英語メイン、知能発達メインなど)
- 独自のカリュキラムで学べる
代表的な知育教室は?
具体的に知育教育を行っている場所がいくつかあるので是非参考にしてみてください。
発育の年齢別!知育方法
知育は、人間の感覚器を刺激することでより効果があります。具体的にそれは、「見る、聞く、触る」の3つと、「指先を使う・繰り返し行う」ことです。この視覚・聴覚・触覚は、発育の過程に応じて変わってくるので、それぞれ適当なものを覚えておきましょう!
0~1歳 見て聞いて触って!
ねんねの時期から、目・耳・手にたくさんの刺激を!色んなものを触らせて、積極的に手を動かせるようなおもちゃで繰り返し遊びましょう♪
絵本の読み聞かせ
月齢の小さいうちから絵本を読んであげましょう。絵本の読み聞かせは、子どもの想像力、言語能力が高まる、情緒豊かな心を育むなどの効果があります。だんだんとじーっと見たり、本を触ってみたり反応が出てくるのも楽しい!
箱にボールをポイ!
箱やカゴにボールを入れていく。これも立派な知育!ママが数を数えたりボールの色を言いながら一緒に行うことで、数字や色も覚えられダブルの効果が♪月齢に合わせて箱をペットボトルに、ボールをビー玉などに変えて遊べます。
手づくりおもちゃで!ボタンつなぎ
簡単に手作り出来るおもちゃ。ボタンつなぎ。ボタンかけの練習にもなり、指先をたくさん使うことで集中力もついて知育にぴったり!小さいお子さんには、ボタンをマジックテープで使っても楽しめます。
2~3歳 指先を使って!
歳になるとどんどんおしゃべりも上手になりますね!たくさんお話をして、手先を使う細かい遊びも取り入れ、集中力も高めてあげましょう♪
一緒にお料理・お菓子作り
一緒にクッキーの型抜きをしたり、お料理の準備をしたりなど小さなお手伝いをさせながら、野菜の名前や形を教えてあげましょう。
紐にストローを通す
これも簡単!ひもとストローを用意して、通して遊ぶだけ!子供の月齢に合わせてストローの長さを調節すると遊びやすいです。
4~5歳 手先と頭をフル回転!
手先を使って、さらに集中力とが必要とされる遊びもやってみましょう!この時期になると、ものが完成する順序も一緒に教えて、記憶力にも刺激を与えられるようなものがオススメです。
お箸を使って豆運び
これ、私も子供のころ自宅でやった記憶があります!集中しないとお豆が掴めないんですよね。始めはすべり止めが付いたお箸で。慣れてきたら難易度をあげてすべりやすい塗り箸で。
折り紙
これも指先を使う遊びのひとつ!もし折り紙がなくても、いらない広告の紙で遊べちゃいます。折る順番を覚えるのも脳の発達に良いとされています。
あやとり
あやとりも、自分で考えながら手先を動かすのでいい刺激を与えられます。折り紙やあやとりが知育につながるとは!昔ながらの遊びってやっぱり理に適っているんですね。
子供に合った知育を!
知育をするポイントはわかりましたでしょうか?
どれにも共通する最も大事なことは、子供自身が興味、関心を持って楽しくできるかという点です。いろいろな方法を試してみて、どの方法がよりお子様にあっているかを決めていきましょう。また、親が何かを与えなくとも、あるものでも遊べて楽しめるのは大人にはマネできないすごい能力で、かつ知育にも非常に効果的です。
知育を日常生活に取り入れて、子供がもっている自然の力を伸ばしてあげたいですね♪