夜の居酒屋に幼い子供を連れていくのは非常識?
あなたはママ友や家族でお食事をする時、居酒屋を利用したことはありますか?また、乳幼児を連れて居酒屋を利用する親をどう思いますか?
これは、フジテレビ系お昼のバラエティ番組『バイキング』で、テーマとして挙がっていた事なのですが、ママ初心者の私にとっても常々気になっていた事だったので、真剣に観てしまいました。
子育て世代からの意見、子育て経験世代からの意見など、様々な議論が交わされていましたよ!
実は…数年前から「いざか族」は増え続けていた!
「いざか族」という言葉をご存じですか?
これは、2014年にリクルートが発表したトレンドキーワードの中のひとつです。「いざか族」=「休日早い時間で居酒屋を利用する家族」の事です。
共働き世帯の増加に伴い、失われてしまった団らんを外食に求める家族が多くなり、いざか族が増加しているという事が当時の解釈でした。
「子連れ歓迎」の居酒屋さんも急増中!
居酒屋に慣れ親しんだ、私たち団塊ジュニア世代が子育て期に突入!
そして、「女子会」「ママ会」ブームが起きたことをきっかけに、居酒屋は分煙、個室、ノンアルコールドリンクやデザートメニューの充実など、女性に嬉しいサービスを進化させてきました。
キッズスペースの設置、昼宴会、夜でもお子様メニューを置いている店舗など、数多く登場しています!
2014年の段階では、居酒屋利用する家族が増えるという見通しでしたが、最近では「ママ」にターゲットを置いていますね。
「頻度と会話の内容に気を付ければ賛成!」という意見が!
子供にも優しい環境の居酒屋であるなら、子連れ居酒屋でも賛成という意見でまとまっていたスタジオでしたが、MCの坂上忍さんは、「頻度と会話の内容は、教育上気を付けてほしい。」と、度々コメントされていました。
時間帯、環境に申し分なければ、あとは気を付けなければいけないのは会話の内容ですね。
旦那さんの愚痴やママ友トラブルの話題など、マイナスワードが飛び交う中に子供を置いておくのは、精神衛生上良くありませんので、気を付けたいものです。
視聴者投票では、子連れ居酒屋反対派が過半数(67%)!ネットでの反響は?
前述の通り、ゲスト出演していた、くわばたりえさんの意見や、子連れでも安心・楽しいサービスを提供している居酒屋さんのVTRを観た後、スタジオは全員一致で、「賛成!」という結果にまとまっていました。
しかし、お昼の視聴者の意見としては、反対派が過半数でした。
Twitterやブログでも、様々な声が飛び交ってしましたが、ここでは、Twitterから拾った意見をご紹介します。
子連れ居酒屋OK派
まずは、肯定派の意見です。
子供に影響がない程度なら!
子供に影響がない環境で、頻度も高くないなら、良いという意見ですね。何よりも優先に考えたいのは子供ですもんね!
夜遅くなければ!
居酒屋さんは、ここ数年で、子連れママ向けのサービスを展開していますよね!子供が夜更かしにならない様に早めのお開きは必要ですね!
家族で居酒屋行くのは普通!
地方によってライフスタイルが異なるようですね!
確かに、田舎に帰ると、子供のいる場でも、みんなでお酒を飲む事はいたって普通の光景でした。
子連れ居酒屋NG派
さすがに反対派の声が目立ちましたが、一部をご紹介します。
子供の生活リズムを崩したくない!
子供の寝る時間を優先させたいのは当然ですよね。極力夜の外出は避けたいものです。
やむを得ず夜に外食する場合は、時間帯を気を付けるべきですよね!
子供に悪影響!
酔った大人自体が良くないという考えですね!その考えは正論だと思います。しかし、ノンアルコールで居酒屋利用している方もたくさんいらっしゃるんですよね。
ファミレスの様なオープン席より、周りになるべく迷惑を掛けない個室を好むママも多いと思いますが、利用時間が夜遅くなるのは良くないですよね!
お酒飲むなら子供は連れていくな!
「お酒を飲む」という目的で居酒屋へ行く場合は、確かに私もあまり賛成はできません。
酔っ払って子供の事を疎かになってしまうなら行かないでほしいですよね。
お店選びをしっかりすれば、居酒屋で快適なディナータイムができる時代!
いかがでしょうか?
実は私も3カ月の娘を連れて、1回だけ居酒屋を利用した事があります。親戚が東京へ遊びに来た時の夕食場所(18~20時)としての利用です。
下は0歳、上は小学5年生、子供6人に対して大人は4人!じっとしていられない2歳の子もいる…。悩んで悩んで、親戚にも了承を得た上で決めました。決め手は…個室とキッズメニューです!
子供を産む前は、「子連れ居酒屋はあり得ない」という考えでしたが、今の居酒屋は、子育て世代へのサービスが充実している所も多いです。
子守をしながらの食事にへとへとになっていた私が、居酒屋のお手洗いに行った時、張り紙にこう書いてありました。
「お子さんは汚すのが仕事です。お母さんはどうかお気になさらずおくつろぎ下さい!」
そんな温かい言葉に感動した事を、今でも鮮明に覚えています。
事前にお店の情報を調べて、設備やサービスが子供仕様になっている所であれば、私は積極的に利用してもよいと思います。
もちろん、利用時間帯や会話の内容には注意する事が大前提ですけどね!