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僕は僕!発達障がいを告白した栗原類さん、ご自身の決意と母の愛

子供 PIXTA

ASD(自閉症スペクトラル)は、コミュニケーションが苦手で人の気持ちを理解できない、見通しが効かないことに対応できない(突然の予定変更などに戸惑う)という特徴があります。

この障がいを持つ人はこのような特徴ゆえに日常生活に支障をきたしてしまいがちです。特に学校現場では対応しにくいので、周囲の理解が必要です。

このタイプはコミュニケーションの障がいと言われるだけあり、友達ができにくいのです。不用意に人をきずつけることを言ってしまうからです。つまり、人の気持ちを考えず、思った通り、見た通りのことが口にでてしまうので。想像力が欠如しているとも言えます。また、予定変更に対応できないためにパニックも起こしがちです。

LD(学習障がい)

子供 一人 PIXTA

この障がいも周囲に理解されにくいものです。特定の分野が極端に苦手というもの。でも、人よりもできることもあるので、周囲からすると「さぼっているのでは。」と思われがちです。

例えば、計算能力に優れているのに、漢字を覚えられないとか。この場合は形の品式が極端に弱い「学習障がい」が考えられますが、計算ができるので、たださぼっているのではないかと思われ、先生や親にこっぴどく叱られたり、無理やりに勉強をさせられたりして本人は辛くなってしまうのです。

本人からすると、どうしても特定のもの(たとえば、漢字等)が頭に入って来ないのです。実は有名人に多く、読んで覚えることができないため、セリフを聞いて覚えているというトム・クルーズさんは有名です。

お母様の支えで乗り越えてきた生きづらさ

栗原さんは今、ご自身の障がいと向き合って前向きに生きていらっしゃいます。何でも、コメディー俳優を目指していらっしゃるようで、ネガティブキャラも皆さんに笑ってもらいたいというご意向のようです。

このように、いたるまで道のりを支えられたのはお母様の存在が大きかったようです。お母様との道のりをご紹介いたします。子育ての一例として、ご参考になさって下さい。

音に関する感覚の過敏さ

栗原さんは子供の頃、音楽の授業が辛かったそうです。

というのもアメリカでは子供達は正しい音程で歌っていたようで、授業は苦にならなかったそうですが、日本に戻った小学生の頃、日本は正しい音程よりも楽しく歌うことを主としていたため、栗原さんにとっては辛いものでした。栗原さんは大きな怒鳴るような声が耐えられなかったのです。

耳をふさいだり、教室から逃げ出したりしてしまった栗原さんは先生に叱られるばかりで、アメリカでは正しい音程で歌っていたので授業を受けられたと話すと逆ギレされたそうです。当時の日本では彼の言い分は理解されなかったようですね。そのような時もお母様だけは決して否定しないでくれたそうです。

「ファインディング・ニモ」のドリーみたい

栗原さんは8歳の時にアメリカで発達障がいと診断されました。お母様はその事実を「ファインディング・ニモ」のドリーに例えて栗原さんに話したそうです。

ドリーは何でもすぐに忘れてしまうキャラです。映画を一緒に見てドリーの行動を面白がる栗原さんにお母様はおっしゃいました。「類もそうなんだよ。」栗原さんは長期記憶が得意ではない発達障がいなのだそう。お母様の話で栗原さんはご自身を理解したそうです。

映画に例えての告白は子供にとってわかりやすいですし、大きな衝撃にはならないでしょう。ドリーと同じということで、栗原さんは子供なりにすんなりと発達障がいを事実として受け止められたのかもしれません。何より、お母様が話してくれたのが大きかったのでしょうね。

学業よりも大切な事は

栗原さんのお母様は記憶力の弱い息子のために20カ国を超えるような国々に連れて行き、旅先での驚きや感動を共有してきたそうです。博物館、水族館、動物園、砂漠から海までの自然・・・。

でも、栗原さんは旅先で得た知識はすぐに忘れてしまいました。でも、「楽しかった」という気持ちだけは忘れていないみたいだとお母様はおっしゃっています。

お母様が大切にしてきたことは、息子に様々な刺激を与え、気持ちを見出すこと、それが情緒の発達につながるというお考えです。それはお母様にとって学業よりも大切と思われたことでした。このようなお母様のお気持ちは栗原さんに通じています。「母が僕を否定しないでくれたことが嬉しかった。」栗原さんは語っていらっしゃいます。

障がいと向き合う

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本記事は必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて、医師その他の専門家に相談するなどご自身の責任と判断により適切に対応くださいますようお願いいたします。なお、記事内の写真・動画は編集部にて撮影したもの、または掲載許可をいただいたものです。

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