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すれ違ってしまった恋...若かったあの頃のほろ苦いラブレター体験談

無料通信アプリやメッセンジャーが当たり前になった現在、ラブレターという言葉はあまり聞かれなくなりましたよね。しかし、パパママたちが若かったあの思春期には、大好きな人にラブレターを書いたり、ラブレターを貰って悩んだ経験のある人もいるのではないでしょうか。「初恋は成就しないもの」と言いますが、青春の恋にはほろ苦い記憶も。それでも真剣に恋愛に悩んだ思い出はかけがえのない思い出ですよね。たまにはあの日を思い出してみませんか?

PIXTA

思春期の甘酸っぱい思い出♡大好きなあの人に渡したラブレターエピソード

スマホの普及でメールアドレスや電話番号を知らなくてもメッセージのやり取りができるようになった今の時代、「ラブレター」という言葉はあまり聞かれなくなりましたね。しかし、パパママたちが中学生~高校生の思春期だった頃には、まだ携帯電話を持っていない人もたくさんいて、大好きな人に想いを伝えるために"ラブレター"を渡した思い出のある方もいるのではないでしょうか。

相手の想いはなかなかわからなくても、どうしても自分の想いを伝えたくて、我慢できずにペンを走らせた青春の思い出。今思えば「若かったな...」と思うような甘酸っぱい思春期を、たまには思い出してみませんか?

切ない展開にまさかの展開も...学生時代のラブレター体験談

パパママ世代の思春期のラブレターエピソードを集めてみました。叶わなかった切ない初恋のエピソードや、まさかの展開に思わずびっくりしてしまうエピソードまで盛りだくさん。

あなたにもこんなほろ苦い青春の恋の思い出、ありませんか?

彼には忘れられない人がいた...

初恋をした同級生の彼に、勇気を振り絞ってラブレターを書いた"私"のエピソードです。ラブレターは書いたものの、渡す勇気がなくて共通の友人に渡してもらったのだそう。内容は「好きです」とただシンプルに伝えるものでした。

アクションをしてしまったので、彼の反応を見るのが怖くて、しばらく避けていました。
校舎の中を歩く時も、部活の時も、いないことを確認して行動しました。

あっけなくその時は来ました。
共通の友人より伝言を受けました。
放課後教室で待ってるから来て、とのこと。

運命の終業のチャイムが鳴り、他の生徒たちが散り散りいなくなった頃、彼の待つ教室へ向かいました。

机の上にお行儀悪く座っている彼。
表情が申し訳なさそうになっています。
「手紙のことだけど、ごめん。」
彼は転校してしまった人をずっと好きでいるのだと言うのでした。 出典: my-music-db.com

それまでは話ができたのに、ラブレターを渡した事でお互いに意識してしまい話せなくなってしまったのだそう。こんな経験、ある方もいるのではないでしょうか。どうしても想いを伝えたかったのに、伝えたとたんに「なぜ伝えてしまったんだろう」と感じることもありましたよね。

彼の返事は「ごめん」。転校してしまった人のことが忘れられないという辛い返事を聞くことになってしまいました。それでも、その想いをまっすぐに伝えてくれた同級生の彼もとても素敵ですよね。体験談の中でこの同級生のことを「心の温かいタイプ」としていた"私"ですが、その通りの優しい方なんだろうなと思います。

また、彼も同じように叶わない恋をしているからこその優しさだったのかもしれませんね。

告白したらギクシャクしてしまった...

ランドセル PIXTA

小学生から8年間もの期間一緒に過ごし、友達としての関係性から「気づいたら好きになっていた」という体験談も。

好きになったのは中学2年生の夏頃に「気付いたら好きだった」といった感じでした。
告白したのは、中学3年生の夏で、クラスが違うので彼の机の中にラブレターを入れておきました。

ラブレターを受け取った時の彼のリアクションまでは見れていなかったのですが、ラブレターを彼の机に置いてきた翌日から、彼は一言も喋りかけてくれなくなりました。

今までは廊下で会ったときに話しかけてきてくれたのですが、それが無くなってしまいました。
特にラブレターのことに触れてくる様子もなかったので、きっと失敗したのだと思います。

前はよく話しかけてくれていたので、「告白したら上手くいくのかな」と思っていただけに結構ショックは大きかったです。でも、1つの恋の経験として、とても勉強にはなりました。 出典: www.mibugishi.jp

もともと長い間同級生だった2人の関係はとても良いものでしたが、告白と同時にすっかり変わってしまったのだそう。そして告白に対する返事も結局聞けることはありませんでした。

よく話しかけてくれる彼に対して「もしかして私のこと...」と思ってしまうこともあった思春期ですが、実際には彼にとっては単なる「友達」だということもあり、勘違いだと知ると結構なショックを受けてしまうこともありますよね。

でも、もしかすると彼の方も、突然の愛の告白にどうしていいかわからなかったのかもしれません。「恋愛」と「友情」の境目がとてもぼんやりしていた時期、同じような経験に頭を悩ませた方もいるのではないでしょうか。

誤字を直して返された

手紙 PIXTA

高校1年生のころ、1つ上の先輩に憧れ、勇気を出してラブレターを書いた"私"。返事が遅いという話も多いラブレターが、意外とすぐに返事が来たのだそうですが、内容に唖然としたそうです...。

すぐ返事が返ってきたんだけど  即答ね
ドキドキしながら封筒あけたら  あけたら?

お断りの短い手紙と赤ペンで誤字を訂正された
私の書いたラブレターが入ってたの・・・・・ 

内容は忘れちゃったけど
『全然』って字が 『全々』ってなってたらしいの

教えてくれてありがとう・・・・・・

って言えるかっ! 出典: zennatsu19723.blog74.fc2.com

「全然」を「全々」と書いてしまったそうですが、ラブレター全体のメッセージや言いたいこととは全く関係はなさそう。一体どうしてそれを修正だけして返そうと思ったのか謎ですよね。

しかし「ショックだったけど即効嫌いになった」というコメントを見ると、それは先輩が仕掛けた思いやりなのかも?と思ってしまった筆者は深読みしすぎでしょうか...。思春期のラブレターにはまさかの展開が待ち構えていることもあるようですね。

差出人不明のラブレター「私を探してください。」!?

手紙 PIXTA

一風変わったラブレターをもらったという当時中学2年生の男の子のエピソードも。

封筒、便箋の色は茶色。今でも覚えているほど、地味な印象。。
内容は、こんな感じ。

「あなたのことが好きです。」

でも、差出人が書かれていなかった。
で、手紙の最後に

「私を探してください。ヒント: 同じ学校に通っています。」

って、オイ!ひとり、ふたりの学校じゃないだぜ?!

わざわざ差出人を探すために「あの~、手紙をくれたのはあなたですか?」って
一人ひとりに聞いて回るのかよ?!
そのときは、既に好きな人がいたので(片思いだったけど)、返事どころか探すこともしませんでした。

そしたら、同じ茶色の便箋でもう一通が届いた。
内容は

「私をさがしてください。ヒント: わたしは女です」

って、オイ!当たり前じゃねぇ?? 出典: blogs.yahoo.co.jp

突然の愛の告白に、まさかの謎解き機能付きのラブレターが届いてしまうとは...。

"俺"はすでに好きな人がいたため探さなかったのですが、全くモーションを起こさない彼にイライラしたのか、さらなる手紙が届きます「ヒント:私は女です」...。見ている方は笑ってしまいますが、届いた本人はちょっと怖いですよね。一体どんな気持ちでこの女の子がこんなメッセージを書くに至ったのか...気になります。

恥ずかしかったり、どうしても彼の印象に残りたかったりしたのかもしれませんが、差出人なしのラブレターでは思いは伝えられませんよね。こうした行為に走ってしまうのも思春期ならではなのかもしれません...。

すれ違ってしまった恋...

初恋 PIXTA

今回はラブレターを書いた男性からのエピソードです。大好きな女の子に2種類のラブレターを書いた小学6年生の男の子。「好きです」と告白だけの手紙と「僕と付き合ってください。もしOKなら白いパーカーを着てきて」と書いた手紙の両方を書き、悩んだ結果「好きです」だけの手紙を女の子の家に投函したつもりでした。

学校へ行くと、その子はいつもどおりでした。笑顔で挨拶をしてくれたのを覚えています。

結局小学卒業までずっと好きだったのですがその思いを伝えることはできませんでした。手紙を渡したことでかえって気まずくなってしまいました。こうしてなんとなくですが、初恋というか、小学校の恋は中学進学とともにいつの間にか消えていってしまいました。

それから月日が経ち、中学3年の卒業間近の頃。その時仲が良かった男女の友達数人とパーティをしました。もうすぐ高校進学となりバラバラになってしまうので、みんな昔話に花が咲いていました。そんな中、私が小学時代好きだったその女の子と仲のよかった別の女子から衝撃の真実を知ることになりました。

「あんたが好きだった○○ちゃんさ、結構悩んでたんだよ。どうしたらいいのかって。」一方的に思いを伝えて困らせてしまったおかと思いましたが違いました。

「あんたが手紙に、付き合ってくれるなら白いパーカー着てきてくださいって書いたから○○ちゃんそのパーカー着ていったのに、それ以来何にもないし話もあまりしなくなったって。あんた何がしたかったの??」 出典: aomoricon.info

しかしその中学校卒業間際に女友達から聞かされた内容を聞いてびっくり。「好きです」だけの手紙を投函したつもりが「白いパーカーを着てきてください」という手紙を投函していたのです。しかもその日大好きだった女の子はその「白いパーカー」を、告白に対するOKの返事のつもりで着てきていたのでした。

女の子もドキドキしながらそのパーカーを着て挨拶をしてくれたはずなのに、その返事に気が付くことができなかった思春期の彼。この事実を知ったときは相当びっくりし、動揺したでしょうね。

そのことを知ったときにはすでに女の子には彼氏がいてクラスも違っていたため、その時のことは今でも話せていないのだそう。まさに青春のほろ苦い思い出ですね...。

わが子がラブレターをもらって来たら?

子供 恋 PIXTA

ラブレターは少なくなってきたと感じる現代ですが、まだまだ携帯を持たない小さな子供たちの恋にはラブレターは今でも必需品のようです♡小さなわが子がもらってきたラブレターにほっこりしたというエピソードも。

「けっこんしてください」...6歳の男の子の熱いラブレターにきゅん♡

子供 恋 PIXTA

我が家のアイドルが数日前、同い年の男の子からラブレターをもらって帰ってきました。無造作に置かれたその手紙を私は見たっっ!!!

「○○○(娘の名前)、けっこんしてください」

と書いてありました。6歳の子が書いたものですが、その想いは十分伝わってきます。

昨日、子どもをお迎えに行くと、その子とじゃれあっていました。お邪魔しちゃ悪いかと気をつかう母(私)。覗き見している怪しいオトナ(私)。でも先生が私に気づき、楽しいひとときはおしまいとなりました。

かっこよくて、足が速く、クラスで女子がキュンってなる、ちょっとやんちゃな感じの男の子なんです。
私も一昔前を思い出しました 出典: fukiagean.jp

ラブレターは親世代にとっては昔の思い出で「懐かしい」と感じるものですが、まだスマホを持たない小さな子供たちにとっては、今でも想いを伝える大切な手段のようです。

6歳の男の子から娘への可愛いラブレターを見つけたママ、きっとほっこりとした気持ちになったのでしょう。「大好き」という思いを「けっこんしてください」という言葉で伝える子は、この世代に多くいるような気がします。パパやママが仲良くしているのをみて「けっこん」に憧れを持つのかもしれませんね。

小さな胸をドキドキさせてラブレターをやりとりする子供たちのことを考えると、なんだか幼い頃の純粋な恋愛を思い出して応援したくなりますね♡

あの日のドキドキを思い出す、甘酸っぱい青春の思い出たち♡

恋文 PIXTA

いかがでしたか?青春のあの日を思い出すラブレターエピソードに、ちょっぴりあの頃のきゅんとした気持ちを思い出したのではないでしょうか♡

筆者も幼い頃大好きな男の子にラブレターを書いた日のことを思い出しながら、恋のエピソードを読んできゅんとした気持ちになりました。初恋はうまくいかないもの、初恋はレモンの味、とよく言いますが、今当時を思い出してみると、恋愛がうまくいく、いかないに関わらず、大好きな人を見るだけでなんだか幸せで胸がときめいて、もしかして両想いだったら...とドキドキする時間がとても楽しかったような気がします。

我が子もあと10年と少ししたら思春期。その頃はラブレターは書く人が少なくなっているのかもしれませんが、渡すまでのドキドキ感も恋の1ページとなる"ラブレター"は、いつの時代も青春の思い出として残っていくといいなと感じます。

あなたには忘れられないラブレターのエピソードはありますか?

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