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医療費控除は年末調整でなく確定申告が必要!妊娠・出産費用がかかった方は必見

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医療費控除の確定申告方法

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確定申告というとフリーランスや自営業の方がするものとイメージされるかもしれません。書類の準備や計算の手間はかかりますが、還付金をもらうためには必要な手続きなので、チャレンジしてみましょう。

医療費控除の確定申告をするには、まず次の書類を用意します。

  • 確定申告書(会社員やパートタイマーなどの給与所得者ならA様式)
  • 医療費の明細書(手書きでもExcelで作成後プリントアウトしたものでも可)
  • 医療費の領収書
  • 勤務先で年末調整後にもらう源泉徴収票

必要な書類がそろったら、次の段取りで作成して税務署に提出します。

  1. 自分と家族が1~12月までに支払った医療費の領収書を集める
  2. 領収書を病院や薬局ごとに分け、それぞれの小計を出す
  3. 2をもとに医療費の明細書を作る
  4. 源泉徴収票をもとに確定申告書を作成する
  5. 書類一式を税務署へ提出(直接持ち込みでも郵送でも可)
  6. 後日、還付金が指定の口座に振り込まれる
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平成29年分の確定申告から領収書の提出が不要に

領収書 amana images

実は平成29年中にかかった医療費控除の確定申告から、申告書類の提出時に領収書を添付しなくてもよいことになりました。

領収書を添付しない代わりに「医療費の明細書」を作成する、あるいは健康保険組合等から発行された「医療費のお知らせ」を添付すればOKです。

ただ提出が不要になったからといって処分してよいわけではなく、自宅で5年間保管しなければいけません。税務署から問い合わせを受けたとき、提出するか提示しなければならないためです。

なお、平成29年分から平成31年分までなら、従来のとおり医療費の領収書を添付する申告方法でも受け付けてもらえます。

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医療費控除を家計の節約に役立てましょう

節約 PIXTA

妊娠や出産でたくさんお金がかかったときに受けられる医療費控除は、所得税の負担を軽くしてくれる家計の味方といえます。1~12月にかかった家族の医療費も含め、病院や薬局で医療費を支払ったときの領収書は紛失しないよう保管しておきましょう。

医療費控除は勤務先の年末調整で手続きができず、自分で確定申告をする必要があります。医療費の明細書や確定申告書など、書類の作成や計算は面倒ですが、きちんと手続きをすれば還付金がもらえますので、ぜひチャレンジしてください。

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