1. トップ
  2. 子育て・家族
  3. 子育て・家族の基礎知識
  4. 家族・家庭環境
  5. 里帰りできない!実家を頼れない!そんなママの支えになる方法教えます
  6. 2ページ目

里帰りできない!実家を頼れない!そんなママの支えになる方法教えます

PIXTA

両親が働いていて頼れないというケースもみられました。この方は里帰りしなくても、夫が家事や赤ちゃんのお世話をしてくれて乗り切れることができた様子。産前産後からしばらく経った今でも、夫が休日に家事や育児を積極的に行ってくれているとのことです。

里帰りをするとパパは産後のママや新生児と切り離されてしまいがちですが、こうして大変な時期を一緒に過ごすことで、夫婦や家族の絆が深まるのかもしれません。

二人目は親の協力なし!ヘルパーを利用

私は一人目の時は義母が床上げまで自宅に泊まり家事をしてもらいましたがかなりストレスで二人目の時は義母にはお願いしませんでした。ただ上の子は出産時二歳でイヤイヤ期真っ最中で保育園にも行ってなかったので自分たち夫婦だけでは大変だと思い、日中は週二回三時間だけですが市町村でやっていた子育てヘルパーサービスを利用しました。掃除、洗濯、炊事をしていただき本当に助かりました。里帰りしないのであれば事前にそういうサービスも調べて申し込んでおくのもいいと思いますよ!
ママリ|ママの一歩を支える、女性限定Q&Aアプリ

この方は1人目出産時に義理のお母さんが自宅へ泊まり込み、家事をしてくれたそう。しかしそれがストレスとなって、2人目出産時には協力をお願いしなかったようです。

その代わり、週2回3時間のヘルパーサービスを利用したとのこと。ヘルパーサービスでは掃除・洗濯・炊事をしてもらって大助かり。仕事として来てもらえるのであれば、ママもかえって気疲れすることがないのでしょう。

サポートは実家だけじゃない!地域や民間のサービス

家政婦 PIXTA

出産で実家を頼れないとなると、不安に思うママもいるでしょう。でも、実家や義実家のほかにも頼ることのできる相手はいます。

最近では産前産後にママや赤ちゃんをサポートしてくれるサービスが増えてきていますよ。家事代行など民間のサービスのほか、自治体が利用料の助成をしてくれたり、自治体独自でサービスを提供してたりするところもあります。

地域のサービスを利用する

自治体によって産前産後支援には違いがありますが、ここでは実家サポートの代わりになるようなサービスの例をみていきましょう。

例えば東京都・世田谷区の場合は、子育て・家事支援のヘルパーを6時間まで無料で受けられる利用券を交付するほか、区内の産後ケアセンターなどで、ショートステイやデイケアを格安料金で利用できるよう助成しています。

首都圏の自治体では、産後ケアの専門家である「産後ドゥーラ」の利用を助成する取り組みも各地で始まっており、品川区、港区などが産後ドゥーラの支援を導入しているようです。品川区では、区内のホテルを利用してルームサービス付きの産後ケアが受けられるサービス(日帰り)なども実施。

このような取り組みはもちろん東京都だけでなく、全国の自治体で広まっています。利用できる期間や、助成範囲、初産限定など利用条件は自治体によって異なるため、一度お住まいの自治体ホームページなどで、産前産後や子育て支援サービスについて確認してみるとよいですね。

民間の支援サービス

家事代行 PIXTA

産後しばらくは食事や家事などを民間業者に頼むのも一つの手段。今はインターネットですぐに依頼できるものがほとんどです。妊娠中に利用する業者を比較検討して登録などしておけば、産後スムーズに依頼ができるでしょう。

  • ネットスーパーなど
  • 宅配弁当
  • 家事代行サービス

ネットスーパーは家にいながらにして買い物ができるのが魅力。またネットスーパーや食材宅配業者の中には、子育て世帯の送料を割引あるいは無料にしているところもあります。

宅配弁当は調理の手間要らずで、専属の栄養士が考えたバランスのよいお弁当が食べられるうれしいサービス。何日分かまとめて注文し、冷蔵庫や冷凍庫にストックしておくと安心ですね。

なお家事代行は、前述の産後ヘルパーやドゥーラ同様、民間の業者の利用料を自治体が助成してくれることもあります。お住いの自治体の場合はどうなっているのか調べてみるとよいでしょう。

出典元:

実家に頼れなくても大丈夫!使えそうなサポートを産前に調べておこう

協力 PIXTA

口コミなどを見ていると、産前・産後に里帰りなどで実家のサポートを得られなくても、パパに頼ったり、自治体や民間の支援サービスをうまく利用したりして産後を過ごしているママが意外と多いことに気づきます。

また、里帰りした人であっても今後の育児において親の協力がいつまでも続くわけではありません。親が高齢になった時、ママが働き始めた時、病気になった時など、むしろどれだけ実家以外の協力を得られるかがネックになってくることも。いったん実家以外でのサポート体制を整えておけばいざという時にも安心。産前産後に限らず役立つこともありますよ。

産後は体調も万全でない中、ママは小さな赤ちゃんのお世話に大忙しです。比較的時間のある妊娠中に、どのようなサポートがあるか、また、自分に合ったものはどれか、見当をつけて登録などを済ませておくのがよいでしょう。

ママの体調回復を最優先に、これから生まれてくる赤ちゃんとの生活をよりハッピーなものにしてくださいね。

おすすめ記事

「実家」「頼れない」 についてもっと詳しく知る

出典元一覧

本記事は必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて、医師その他の専門家に相談するなどご自身の責任と判断により適切に対応くださいますようお願いいたします。なお、記事内の写真・動画は編集部にて撮影したもの、または掲載許可をいただいたものです。

カテゴリー一覧