義実家滞在の平均日数は?
帰省シーズンになると義理の実家への帰省をする方は、どのくらいの期間滞在するのでしょうか?
ブライダルデーが2016年に行った、実家が遠方にある30~40台の男女100人を対象にした調査では、約半数の人が年に1~2回帰省し、さらに1回の滞在日数が1~3泊であるという結果が出ました。
中には数年に1回、1~3日程度という帰省回数、滞在日数ともに少なめの人や、中には1回の帰省で1週間~10日程度滞在するという人もいるようですが、平均すると1回の滞在日数は1~3日程度ということでした。
回答する滞在日数に差があることから、忙しさや経済的な事情はもちろんのこと、義理の実家との物理的および心理的な距離感が、帰省頻度や滞在日数にも関係しているのでしょう。
- ぐるなび「結婚後は年に何回帰省する?帰省のときに気をつけたい立ち居振舞いとは」ブライダルデー(http://media.bridal-day.jp/article/article28/,2017年6月20日最終閲覧)
義実家への滞在は何泊までできる?
帰省シーズン、義理の実家に何泊までできるかは関係性によっても異なります。普段からよく連絡を取り合っていて比較的仲がよいという場合は、滞在しやすい場合もあるでしょう。
そこで、実際に義理の実家への帰省をしているママたちが何泊しているのか、ママの声を集めてみました。
頑張って2日が限界
義理の実家への滞在は、2泊が限界というママは多くいるようです。旦那さんは実家への帰省ということで気楽にしていられるかもしれませんが、奥さんは義理の実家で気を遣う場面がたくさんあります。
普段一緒に生活していないため、会話が続かない、気を遣いすぎて疲れる、飽きてしまうということもあるようです。とにかく長期間は無理という意見が多くみられました。
旦那さんにも気持ちを理解してもらいたいものです。
遠方の場合は多少滞在が長くても仕方ない
義実家、気遣いますよね(>_<)
でも、1週間の滞在は普通じゃないですか?一年に数回しか帰れないし、旦那は帰省をすごく楽しみにしています。航空券も高いし、長く滞在しないと勿体無いです(>_<)
うちの場合は、幸い義母も義妹も明るくてよく話し、優しいので最近はだいぶ慣れて過ごしやすくなってきました。それでも、毎回何か手伝いましょうかとか聞きますが…
家族になった以上、帰省することは避けられないと思うので、過ごしにくい環境を少しでも過ごしやすくしていくようにした方が良いかと思います(>_<)
うちは、義母に子どもを預けて、旦那と二人で札幌行ったり、小樽行ったりしてます(^^)
帰省先が遠方の場合は乗り物を乗り継いで行ったり、旅費もかかったりで負担もかかるものです。しかし、頻繁に行けない分、少し長めに滞在するのは仕方ないと思っているママもいるようです。
義理の実家との関係がよければ比較的滞在しやすいですが、お手伝いを申し出る等の気遣いは必要ですね。家族となった以上うまく付き合っていけるように、自ら過ごしやすい環境づくりをしているママもいます。
楽させてもらっています
義実家は嫁の立場だと気を使いますよね。たとえいい方達であっても。
私は飛行機で行かないといけない距離ですが、義実家に4泊5日です。
少し前に地元の支援センターに行った時、助産師さんと年末年始の帰省の話になった時に、授乳中はストレスで乳腺が詰まるから1泊までにしなさい!今からでも変更した方がいいよ!と言われました。
しかし、実際は、義理のお母さんがすごく気遣ってくれて、私は家事もせず、子守も変わってもらって、むしろ楽させてもらっています。
行く前はやっぱり憂鬱でしたが、今は孫に会えて喜んでもらえてるので、長く来てよかったなーと思えています。
いくら義理の実家との関係がよくても、嫁の立場からするとやはり気は遣うものですよね。4泊5日の滞在は気疲れしてしまうかもしれません。
しかし、子供が幼い時期に義理のお母さんが気を遣ってくれるというのはありがたいですね。孫に会えてうれしいと思ってくれることもママにとってうれしい限りです。
泊まるのは1泊まで
旦那さんの休みの関係でなど理由はありますが、義理の実家には1泊までしか泊まれないという人もいます。以前は2泊していたけれど、たとえ泊まれたとしても1泊が限界という場合もあるようですね。
しかし気兼ねなく過ごせる自分の実家には長めに帰りたいもの。義理の実家には分からないように実家に帰る、という意見がありました。
義実家帰省、どのようなことに気を遣う?
義理の実家への帰省はどうしても気を遣う場面が多くなりますが、どのようなところに気を遣うのでしょうか。
オウチーノ総研が2015年に首都圏在住の20代~50代の既婚男女862人を対象に「義実家に関するアンケート調査」を実施して下記のような結果が出ています。
義理の実家に滞在する際に気を遣うことについて、女性の回答が多かったのは「家事・手伝い」、男性は「姑との会話」、「座る場所・居場所」でした。
男女で差が出たものの、特に女性は家事を手伝うことや姑との会話など、コミュニケーションを必要とする場面では多くの人が気を遣うということがわかりました。
また、家事手伝いや会話よりは少数であったものの、義理の実家に訪問する際の手土産選びやお風呂やトイレを利用するときに気を遣うという、男性側に嫁いだ女性ならではの悩みもあがりました。
- オウチーノ総研「妻の約半数が、夫の実家への帰省は「気が重い」!」(http://www.o-uccino.jp/article/archive/kurashi/20150825-souken/,2017年6月20日最終閲覧)
みんなどうしている?ストレスを感じずに過ごす方法
義理の実家に帰省したときは、多くの人が気を遣うということがわかりましたが、滞在期間にかかわらずストレスを感じずに過ごす方法があるのなら知りたいものです。
義理の実家に帰省したことがある先輩ママに聞いたコツをご紹介します。
外に出かける
1泊の滞在なら会話も弾むかもしれませんが、数日から週単位での滞在の場合は、話が続かなくなってしまうということもあるかもしれません。
そのようなときは気分転換を兼ねて散歩にでかけるというママが多いようです。滞在中ずっと一緒に過ごそうとするとお互いに疲れてしまうこともありますが、出かけてお互いに自由な行動スケジュールにすることで、気を遣いすぎることもなくなります。
また、義理の実家でお風呂に入るのは気を遣うから、外でホテルのお風呂に入りに行くというママも。子供がいる場合は、戻ったらあとは寝るだけという楽さもあります。
自分のことは自分で行う
義理の実家に滞在中、食事やお風呂、トイレの使用も気を遣うものです。
滞在期間が長ければ洗濯もしなければなりません。できるだけ自分のことは自分でするというママの声がありました。洗濯は自分たちで行うことで、必要以上に気を遣うこともなく、気持ちよく過ごすことができるでしょう。
必ず手土産を持参する
義理の実家に帰省する際、必ずといっていいほどママを悩ませるのが手土産です。お世話になるにあたり、できるだけ義理の両親に気に入ってもらえる手土産を持参したいものです。
宿泊をする帰省の場合は、いつもと少し違うちょっとよいお菓子を持っていくのもよいですし、あらかじめ義理の両親が好きなものをリサーチしておくのもよいでしょう。
できるお手伝いは積極的に行う
調査結果でわかるように、義理の実家に滞在中は、家事を手伝った方がよいのか悩むママが多いですが、短期間とはいえお世話になるので積極的に手伝おうとする気持ちが大事なようです。
まれにですが、手伝われるのが苦手という姑もいるため、気になる場合は「手伝います!」ではなく「何か私にお手伝いできることありますか?」と聞くのがポイントです。
お嫁さんの手伝いの申し出に喜びを感じる姑は多いはずですよ。
気負い過ぎずにパパの力を借りましょう
義理の実家訪問、滞在、特に宿泊となると奥さんの立場からすると気をつかうポイントが多く悩むものです。帰省シーズンになると頭を抱えるという方も多いでしょう。
中には義理の実家の居心地がよいという方もいると思いますが、自分の実家ではありませんし、窮屈な気持ちになるのは当然のことかもしれません。
一人で抱え込まずにできる範囲で対応したり、パパに気持ちを伝えてみたりして気負わずに滞在できるとよいですね。