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先取り貯金が後取り貯金よりも優れている理由。「余ったら貯める」はNG

妊娠がわかった、あるいは出産を控えているとなると、これからかかるお金がどのくらいなのか不安を覚えるかもしれません。子供が生まれれば、ゆくゆくは学校や習い事、塾などに通わせるお金がかかります。家族が増えたことで、より広い家に引っ越す必要が出てくるかもしれません。教育費や住宅購入資金など、将来の大きな出費に備えた貯金は必須といえます。「そうは言ってもなかなか貯められない!」という人に知ってほしいのが、誰でも確実にできる「先取り貯金」方式です。

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「余った分を貯めればよい」と思っていませんか?

「給料日前に生活費が余ったら貯金に回そう」そう考えている方、要注意です。独身時代やDINKS時代はそれでもよかったかもしれませんが、ママになった今、何が起こるか分からない将来に向けて計画的に資金を貯めていくことを目指してみませんか。

余った分を貯金に回す、つまり「後取り貯金」では、生活費が残らない限りは貯金が増えていきません。一方、「先取り貯金」であれば、確実かつ計画的に貯金をすることができます。

さらに先取り貯金には、実践する手段によってはプラスアルファのメリットがあります。後で紹介する財形貯蓄制度や金融機関の自動積立定期預金、iDeCo(イデコ=個人型確定拠出年金)などの仕組みを利用することで、さまざまな特典を得ることができます。

先取り貯金とは?その仕組みをおさらい

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「先取り貯金」とは、お給料をもらう時、あるいはもらった直後に、先に貯金分のお金を差し引いてしまうことです。

例えば手取り25万円のお給料なら、先に貯金2万円を差し引いて、最初から23万円しかないと思って生活するのです。そうすれば月2万円×12ヶ月、1年で合計24万円。4年間続ければ96万円、つまり約100万円が自動的に貯まるわけです。

先に貯金額をお給料から差し引き、生活費とは別の場所に置いておくため、手をつけにくいという面があります。また、「最初からこれしか生活費がなかった」と思って暮らしていけば、お金を余らせて貯金に回さなければとビクビクする必要もありません。手元にある生活費は全部使っても、ちゃんとお金は貯まっていくのです。

先取り貯金を実践する方法は主に3つ

「先取り貯金をするにはどうすればいい?」「毎月銀行に預けにいかなくてはならない?」など疑問が出て、具体的にどうしたらいいかイメージが浮かばない人もいるかもしれません。

先取り貯金を実践するためにぜひ利用してほしいのが「積み立て」です。この仕組みを利用することで、簡単かつお得に貯金を続けることができます。

方法1:財形貯蓄制度

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