高齢出産が増えている
「高齢出産が増えている」とよく耳にしますが、実際はどうなのでしょうか。
上のグラフは、女性の年齢別出生率を表したものです。女性が出産する年齢の山が1950年では25歳過ぎだったものが、2015年では30歳になっていまし。出生率が減っただけではなく、出産年齢も時を経て高くなっていることがわかります。
国立社会保障・人口問題研究所
女性の社会進出が進み、晩婚化と呼ばれる現象が起きたり、産休育休によって元のポストに戻りにくいことを懸念し出産のタイミングが遅くなったり……。あるいは不妊治療を続けようやく授かったなど、さまざまな理由が考えられます。
母体に与える影響や、出産後の育児に必要な体力の問題など、不安をお持ちの方もいるでしょう。高齢出産にはこのようなフィジカル面の問題だけではなく、ライフプランにも大きな影響を与えます。
お金のかかるピークが後ろ倒しに
実際に高齢出産をすると、お金に関してどのような問題が起こり得るのでしょうか。