わたしの高齢出産エピソード

長い人生の中で、数少ない貴重な経験の一つ「出産」。ひとことで出産と言っても、女性にとっては命がけのこと。きょうだいがいても、一度として同じ体験にはなりませんよね。いろいろなことが待っている、長いようで短い時間は、終わってみればあっという間。今回は、筆者が経験した高齢出産のエピソードを紹介します。これから同じように高齢出産を控えている方の、参考になれば幸いです。

PIXTA

わたしの妊娠~出産

まず、筆者の子供について紹介をします。筆者には現在13歳の長男、3歳の長女、0歳の次女がいます。今回は、長女が生まれたときのことを書いていきます。

長女を妊娠した当時、長男は10歳。初めての出産から10年が経過していましたが、子供が欲しいという気持ちもまだ持っていました。とくに妊活をしていたわけではありませんが、ある日ふと気がつくと生理が一週間遅れている状態。「まさか」と妊娠検査薬で調べてみると、陽性反応に。

夫は喜びましたが、38歳で2人目を妊娠したというのは親に言うのがなんとなく気恥ずかしく、安定期になるまで黙っていました。

つわりと仕事

スマホ PIXTA

長男妊娠時のつわりでは、眠気がきつくよく寝ていました。一方で長女妊娠時は眠気にプラスし、空腹になると気分が悪くなる食べづわりがありました。しかし接客の仕事をしていたので常になにか口に入れるわけにもいかず、こそっとミント味のタブレットなどを口に含んでいました。

そして、27週頃には前置胎盤の疑いでNICUのある病院へと転院。仕事はその頃すでに辞めていましたが、「散歩など長くしないでね」と言われてしまい、家の中にこもる日々。さらに引っ越してしまい親も友人もいなかったため、ほとんど昼間はスマホとテレビを見るばかりでした。

また、高齢出産について検索魔になってしまいました。出生前診断をしなかったのは夫婦で決めたことでしたが、まわりには「しないの?」と聞かれ不安になったことも。

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もうすぐ出産

散歩 PIXTA

35週の頃になると、そこまで安静にしなくてもよくなり、37週になると「散歩などたくさんしてくださいね」と言われるように。しかし、妊娠初期から感じていたのは、体は10年前とは違うということ。長男を妊娠したころよりも体力がないことに気づいたのです。

毎日2キロほど歩いていましたし、家の中でもスクワットなどしていましたが、夜寝る頃になるとおなかの大きいのも相まって腰痛がものすごいことに。

出産の流れ

妊娠期間を経て、いよいよ臨月。出産自体は2回目というのもあり、何か起こったとしてもなんとかなるだろうと思っていました。また、1人目は37週で生まれているため、2人目も同じ頃だろうと気持ちに余裕もあったのです。

しかし、同じようにはいきませんでした。

その日は、遅くにやってきた

タクシー PIXTA

1人目のときは、腹痛が起きたあとに病院へ行ったら破水したため、そのまま出産という流れでした。2人目はどうなるかとドンと構えていたら、予定日が過ぎて40週6日。ついに入院して促進剤を打つとなった途端に、陣痛らしきものがやってきました。

「こんな痛さだったかな、まだな気がする」などと思いながら、陣痛アプリで計っていたら気がつけば5分間隔。15分間隔で連絡してと言われていたのに、慎重になりすぎました。急いで夫を起こしてタクシーを呼び、着替えていたらバシャッと破水しました。

慌ててもう一度着替え、大きいナプキンとバスタオルを股にはさんで病院ヘ向かいました。5分間隔の中、今思うとよくできたなと思います。

思い出した痛み、そして出産

分娩 PIXTA

タクシーの中では、もう限界が近づいていました。乗っている30分間でさらに間隔は狭まっていたと思います。病院についた瞬間にロビーで倒れ、夫に押してもらい車いすで産婦人科まで行きました。もうほとんど話す気力も時間もありません。陣痛の合間に分娩台へ上がり助産師さんに見てもらうと、すでに子宮口全開でした。

あまりに進みが早かったため、夫もわけが分からないまま、手を握って生まれるのを見守るのみでした。分娩台に上がって30分あまりで出産。

しかし、胎盤がなかなかはがれずその処置で時間がかかり、おなかを2人がかりでぎゅうぎゅう押されることに。出産時より痛いと思うほどのダメージを受けました。わが子をやっと抱けた頃にはへとへとでした。

出産を通して学んだこと

体重 PIXTA

38歳での出産は、若い頃と比べるとどうしても体力に差があります。もう少し普段から動いておけばと後悔しました。

体重の管理も食べづわりということもあってか、10年前よりも大変でした。貧血も仕事中にたびたび発生。これも1人目のときにはありませんでした。妊娠高血圧や妊娠糖尿病といった症状に気をつけてと、助産師さんからもよく言われていましたが、幸いにもこちらは引っかかったことはありませんでした。

20代での出産よりも、気をつけなければいけないことがたくさんあるのだと気付かされたお産でした。

出産が終わりではない

育児 PIXTA

38歳で2人目を生んだと知らせると、友人や知人にも驚かれました。1人目が大きいので、余計に驚かせたのかもしれません。38歳で生んだこと自体に驚く人も、少なくはありませんでした。

現在はその子供も幼稚園へ通うようになり、クラスではおそらく一番年上のママに。育児も体力がいりますが、高齢出産のママは特に体に気をつけて出産をむかえる必要があります。

無理をしないように、パパや親、仕事場など周りの人にも頼ることができるよう、日頃からお願いしておくとよいかもしれません。

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