出産報告、どうしよう?
無事に出産を終えた後、行うことの一つが出産報告。家族や親類など身近な人には直接伝えることもあると思いますが、知人や友人へは報告すべきか迷うことも。
特にSNSでの出産報告をすべきか、悩む方もいるようです。ママリでもこのような投稿がありました。
多くの人に一度で報告できるSNSは便利な反面、それがかえって悩みの種になる場合も。
筆者は夜中の出産でしたが、お互いの親には即電話連絡。翌日、親しい友人にのみ個別でメールやLINEで報告をしました。SNSでの報告はしなかったので、実際に会ったとき報告するか、個別に連絡を取り合ったとき伝えることに。
SNSでの報告はそれぞれの思いがあるかもしれません。他のママはどうしているのでしょう。
他のママたちはSNSで報告…する派?しない派?
喜ばしい報告は実際に会って報告したいもの。ですが、出産報告となると実際に会ってというのは難しいものです。
そこでSNSを利用するのもひとつの手ですが、実際にSNSで出産報告するママはどれくらいいるのでしょう。ママたちの意見を聞いてみました。
1. する派の意見
SNSで報告する派の意見としては、一度に報告が済むからというのが理由のようです。また、返事をしなければ…という気持ちがSNSだと起きにくいという考えもあるようす。ただ単純にみんながしているからという意見もありますが、それもやはり一度に報告できるから、ということなのかもしれませんね。
「会ったときに出産報告を」と思っていると、「Aさんは報告を聞いているのに私は聞いていない」などという場合も。人間関係にも影響が出てくる可能性があります。そのような事態を避けられるという点でも、一度に報告する手段としてSNSは便利。
出産時の状況や生んだときの気持ちなど、自身の記録用としてものちのち役立ちそうですね。
2. しない派の意見
しない派の意見としては、不妊治療をしている人に対する配慮だという意見が複数見られました。筆者も不妊治療の経験があり、知人にも不妊治療中の人がいるのを知っていたのでSNSでの報告を避けたポイントの一つです。また、実際に筆者も不妊治療中は、突然の出産報告に戸惑ったことも。
その他、SNSに出産報告することによって個人情報の流出につながるのではないか、という不安があるため報告をしないという意見も。SNSは便利なツールである反面、今の時代どこからどうやって個人情報が流出するか分からない危険性が無いとは言えません。大切な子どもを守るためにも、心配しすぎということはないのかもしれませんね。
3. 一部のSNSでする派の意見
一部の限定した人だけが見られるアカウント上でだけ出産報告をするという意見も。必ず伝えたい人のみでつながっている場所があるのなら、個別に報告をする手間が省かれてよいですね。
また、SNSで育児に特化したアカウントを開設している場合に、こちらで出産報告をするという意見もありました。周囲への報告と自分自身の記録、両方を兼ねることができますね。
4. 条件付きでする派の意見
就職や結婚で引っ越したり、家族が増えたりして自分や相手の環境が変わってくると、なかなか会えなくなる友人ができてしまうことも。だからこそ、SNSでしかつながっていない友人にも出産報告だけはしたい場合がありますよね。そんなとき、SNSを利用しその後は子どものことを載せないとの声があがっていました。
また、改まって出産報告するのではなく、他の話題の中でさらっと盛り込んで伝えるというのも一つの手。SNSでしかつながっていないけれど伝えたい相手が居る場合に、検討してみてはいかがでしょう。
SNSで出産報告する際の例文
SNSで出産報告をするなら、まずはSNSの種類やフォロワーとの関係性を考えて口調や文面を考えてください。仕事関係の人が見ているなら、丁寧な口調で端的にまとめたほうが良いですし、友人ばかりならくだけた文面でも構いません。
2通りの例文で紹介しますね。
「◯月◯日、新しい家族が増えました。皆様、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。」
「◯時間のつらい陣痛を乗り越えて、◯月◯日、かわいい男の子・女の子が生まれました。これからはママとして、たっぷりと愛情を注いでいきたいです。」
思いは人それぞれ。自分に合った出産報告を
不特定多数が見る可能性もあるSNSでの出産報告は、するかしないか、するならどのように報告するか…と、さまざまなことに悩みがちですよね。他のママたちからの意見を見ても賛否両論でしたが、利用しているSNSの種類やフォロワーさんの状況なども考えて報告の仕方を考えたいものです。
SNSは上手に活用すれば、会えなくなった昔の友人ともつながることができる便利なツール。どの選択をチョイスしても正解というわけではありません。今回はSNSでの出産報告の例文も2種類紹介しましたので、参考にしながらご自身にあった報告を考えてみてくださいね。