1. トップ
  2. 子育て・家族
  3. 子育て・家族の基礎知識
  4. 家族・家庭環境
  5. 離婚後の親権はどう決める?ほとんどの場合は母親が取れるので安心して

離婚後の親権はどう決める?ほとんどの場合は母親が取れるので安心して

子供の親権を取りたいけれど、夫も譲る気配はなし。離婚することは決まっているのに、このような状況になってしまったら一体どうすればいいのでしょうか。統計を見てみると、離婚後の親権は母親側に決定するケースが多数なのですが、それでも不安ですよね。そこで、親権の定義や話し合いの進め方など、頭に入れておきたいことをまとめました。必要な知識を身につけて、落ち着いて話し合いを進めましょう。

プレミアム記事

PIXTA

離婚届を出すまでに親権者を決める必要がある

離婚にあたって夫婦間で決めなければいけないことは多々ありますが、その中でも「親権者」は必ず離婚前に決めなくてなりません。なぜなら離婚届には親権者の記入欄があり、そこが未記入だと受理してもらえないからです。

また、ごくまれな例を除いて、離婚した夫婦は別居します。そのため子供は必然的に一方の親のもとで育つことになります。その意味からも、子供の親権者は離婚前に決めておく必要があります。

親権の定義とは

手 親子 PIXTA

親権とは、成人する前の子供の保護者として、その教育や生活上の世話・管理を行う権利のことです。

親権の内容を大きく分けると「身上監護権」と「財産管理権」があります。

「身上監護権」は、子供本人にかかわるさまざまな決めことについて決定・許可・代行などをすることができる権利。たとえば、子供が生活する場所を決める(居所指定権)、しつけのうえで必要な注意を行う(懲戒権)、職業につくことを許可する(職業許可権)といったことが認められています。

また、「財産管理権」は文字通り、子供の財産を管理する権利です。

いずれも権利であると同時に義務であって、親権を持つ人は子供を見守り、育て、時には子供の代理人となりながら、成人するまで導いていく責任を負うことになります。また、まだ成長しきっていない子供が、その未熟さのために不利益をこうむらないようにするためのもの。何でも親の思い通りにできる権利というわけではありません。

出典元:

親権者を決める方法と判断基準

親権 PIXTA

プレミアム記事を読むには?
この記事の続きは、アプリをダウンロードしてママリプレミアム(月額400円)に登録するとお読みいただけます。
アプリをダウンロードする
プレミアム記事が今なら7日間無料

おすすめ記事

「離婚」「親権」 についてもっと詳しく知る

出典元一覧

本記事は必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて、医師その他の専門家に相談するなどご自身の責任と判断により適切に対応くださいますようお願いいたします。なお、記事内の写真・動画は編集部にて撮影したもの、または掲載許可をいただいたものです。

カテゴリー一覧