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監修:鈴木さや子

ゼロからお金を貯めるなら「100万円」を目指すべき3つの理由

子供の教育費やマイホーム購入などを考えると、今のうちから貯金の習慣はつけておきたい。でもなかなか続かず、貯金ゼロを脱出できない…。そんな方にこそおすすめなのが、貯金の目標を「100万円」とすること。一見無謀に思えるこの金額がなぜ良いのかを、ファイナンシャルプランナーが解説します。

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貯金の習慣をつけるには目標をはっきりさせることが重要

金融広報中央委員会の調査によると、預貯金など金融資産を持っていない世帯(二人以上の世帯)の割合は20代で45.3%、30代で31%、40代で35%にのぼります。

金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査」[二人以上世帯調査](2016年/平成28年)より

20代後半から30代、そして40代は、結婚や出産といったライフイベントが集中して支出が増える時期。そんな中、貯金がないのは仕方ないのかもしれません。

しかし結婚・出産の後、多くの家庭では、子供の教育費やマイホーム購入などの出費が控えています。いざ出費が発生したとき、貯金がないために希望が叶えられない…そのような事態は避けたいものですよね。

自分たちの未来のためには目標意識を持ち、貯金に取り組むことが大切です。

出典元:

貯金初心者におすすめの目標額は「100万円」

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お金を貯めようと思ったとき、ライフプランにもとづいて目標額を設定するのが理想です。教育費やマイホームの頭金、老後資金など、何にいくら、いつまでに必要なのかを考えた上で貯金のプランを立てるわけです。

しかし、これから子供が生まれる、あるいはまだ子供が幼いうちはライフプランが定まりにくいもの。将来、教育費がどれくらい必要なのかの見通しを立てるのは難しいでしょう。「オール公立で」などと考えていても、実際にその通りにはならないこともあるでしょう。

貯金ゼロから習慣をつけたい、けれど明確にいくら貯めればよいかわからない。そんな方におすすめなのが「100万円」という金額です。

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記事の監修

鈴木さや子

毎日を笑顔で過ごすために、生活に役立つお金の情報やキャリアの考え方を、セミナーや雑誌のコラム、ブログ、Facebookなどを通じて発信。保険や金融商品などを一切販売しないFPとして活動しています。専門は教育費・ライフプラン・マネー&キャリア教育・確定拠出年金。
企業研修や一般消費者向けセミナー以外に、児童館・幼稚園・小中学校などの講演・ワークショップなど、保護者や、親子向けイベントもしています。高校生・中学生の母。

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