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いびきと睡眠に関する調査から分かる、「パパ・ママの睡眠満足度」

ぐっすり眠れるか、翌朝疲れが残っていないかといった睡眠満足度が現在注目されています。いびきを軽減させるグッズを開発販売を行っている「セブンドリーマーズ・ラボラトリーズ株式会社」が、睡眠に関する実態と満足度を調査・分析した結果、理想的な睡眠時間や、夫婦一緒に眠ることによる睡眠満足度の高さが分かりました。子育て中でなかなか睡眠時間が確保できない方も、ぜひ一度ご覧ください。

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3月18日は「世界睡眠の日」。睡眠に関する実態調査が行われました

日本では睡眠健康推進機構によって「睡眠の日」というものが、春と秋の年2回制定されています。春は3月18日、秋は9月3日です。

この睡眠の日にちなんで、いびき軽減のための鼻腔挿入デバイス『ナステント』を開発販売している「セブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズ株式会社」が、全国の20歳以上の男女を対象に「睡眠に関する実態と満足度」に関する調査を行いました。

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睡眠に関するさまざまな結果が分かりました

睡眠 PIXTA

今回の調査では、「睡眠」というキーワードを元にさまざまな質問を投げかけています。

授乳や夜泣きなどに対応する必要のあるママやパパ、夜勤や不規則勤務、夜間待機といった「夜に仮眠程度しかできない」という仕事に付いている方は、特に睡眠や健康に関して知っておきたい内容となるのではないでしょうか。

今回の調査で、興味深いことが分かりました。

毎日ゆっくり眠れていますか?睡眠に関する意識調査の結果を紹介

今回の睡眠に関する意識調査の結果を紹介します。

全国の20歳以上の男女を対象にインターネット上でアンケートを取りました。(計2142サンプル ※男性:50.5%、女性:49.5%) ※セブンドリーマーズ調べ

理想的な睡眠時間は平均7.3時間、しかし平日の睡眠時間は平均6.1時間に

疲れが取れる、翌朝の目覚めがスッキリするために必要だと感じる「理想的な睡眠時間」は平均7.3時間との回答でした。しかし、実際の睡眠時間を質問した場合、平均で6.1時間という結果に。理想と現実に差があることが分かりました。

シフト制で平日がお休みという方は0.7時間多く、平均で6.8時間の睡眠時間という結果となりました。理想的な睡眠時間よりも少ないという事実が浮き彫りに。

全体で58%もの人が「1人で眠る」と回答

「20歳以上の男女」を対象としているため未婚の方も含まれていますが、全体で約58%の方が1人で眠ると答えています。

また、50代以降をチェックすると、夫婦で眠っている(寝室を共にする)率が増えていることが分かります。子供と一緒に眠るという方も世代ごとに男女問わず見られますね。

満足のいく睡眠が得られているのは約40%。これって少ない?

睡眠に関しての設問では、「満足」「やや満足」と答えた方が全体の39.7%。その両極にある「不満足」は34.7%とほぼ同率です。

「どちらともいえない」と答えた方は25.5%。眠れる日と眠れない日があるのかもしれませんね。

しかし、どちらともいえないという方と不満足という方を合わせると、ほぼ6割。納得できる眠りができている方は少ないと考えることもできます。

睡眠の悩みを掘り下げると、朝スッキリできない人が多いことが判明

睡眠に対して満足できない、それはなぜか?と掘り下げた質問を投げかけたところ、「朝起きても眠気を感じる」「寝ても疲れがとれない」という声が圧倒的に多くありました。

主に女性側に「寝ても疲れがとれない」「就寝中に何度か目が覚めてしまう」「二度寝をしてしまう」「寝付けない」という声が。

逆に男性側には「いびきをかいている」「無呼吸になることがある」「朝早くに目が覚めてしまう」「トイレに行くために起きてしまう」という声が目立ちました。

女性はメンタル的なこと、男性は体の機能面のことが悩みの理由となっていることが浮き彫りに。

パートナーと一緒に眠るとき、気になること

寝室を共にするパートナーなどがこれに当てはまりますが、他の人と一緒に寝るときに気になることのトップが「いびきがうるさいこと」があげられました。

先ほどの眠りの悩みについて、男性からの回答が目立っていた自身の「いびき」。女性側は「相手のいびきが気になって眠れない」と訴えていることも分かります。男性は、女性に指摘されていびきに気付くこともあるかもしれませんね。

1人よりも夫婦で眠ることで睡眠時の満足度が向上

睡眠の満足度に関して回答した方の背景を調べた結果です。先に記した「睡眠の満足度」の項目も合わせてご覧ください。

1人で眠るという方や子供と一緒に眠る方よりも、夫婦のみや夫婦同室で眠ったほうが睡眠に対する満足度が高いことが分かりました。

子供と一緒でも、子供自体が持つあどけなさやぬくもりなどから安心感が得られそうですが、「おかあさん、おしっこ」や「怖い夢をみた」という言葉でいやが応でも起きなければいけません。

配偶者と一緒であれば、気兼ねなく眠れるという方が多いようです。精神的な安定感が得られるのでしょうか。

調査概要

  • 調査期間:2018年1月24日~1月26日
  • 調査方法:インターネットを利用し睡眠に関する実態をアンケートで調査
  • 調査パネル:楽天ウェブ検索利用モニタ
  • 調査対象:全国20歳以上の男女(計2142サンプル ※男性:50.5%、女性:49.5%)
  • 集計方法:性年代別人口とネット利用率に合わせたウェイトバック集計

子育て中も、上手に睡眠環境を整えてみましょう

睡眠 PIXTA

夫婦一緒に眠ることで「ぐっすり眠れる」という結果が分かりました。子育て中のママは、どうしても子供優先となってしまうことが多く、睡眠の時間も子供に集中することになってしまうかもしれません。

筆者は、「お母さんセンサー」と名付けたわが子の夜泣きにすぐ対応したり、おむつを替えておっぱいを含ませたりしたことを思い出します。翌朝、目覚めが悪く疲れが取れなかったものです。

このアンケート結果に関して、皆さんはどのように受け止めるでしょうか。産後クライシスを奪回したいなど、夫婦関係に悩む方は「夫婦同室でぐっすり眠れる」という今回のアンケート結果をきっかけとしてみるのもよいかもしれませんね。

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本記事は必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて、医師その他の専門家に相談するなどご自身の責任と判断により適切に対応くださいますようお願いいたします。なお、記事内の写真・動画は編集部にて撮影したもの、または掲載許可をいただいたものです。

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