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ママリで調査しました!ママが持つお金や家計、支出に対する意識とは?

ほかの家庭では、家計事情ってどうなっているのかな…と気になったことはありませんか?オープンに聞ける内容ではないため、仲がよいママ友同士でもよく知らないという人はわりと多いと思います。先日、ママリユーザーのママを対象にお金に関する調査を行いました。その結果から、多くのママがお金に関してどう考えているのか見えてきました。今回はその調査結果を詳しく紹介します。さまざまな家計事情や意識傾向、皆さんも参考にしてみてくださいね。

PIXTA

ママがお金に関してどう考えているのか、調査を行いました

子育てをしていると、いつの間にか支出がどんどん増えてしまっていて気づけば家計がピンチ!皆さんはそんな経験があるでしょうか?

出産前と出産後ではとりまく環境が大きく変化することに伴い、お金の使い方も大きく変化します。それは家や家族のためのお金だけでなく、ママ自身に関するお金にもいえるのではないでしょうか。

先日、プレママ、ママ向けアプリ「ママリ」を提供しているコネヒト株式会社が、末子が3歳未満の全国の女性を対象にお金に関する調査を行いました。

調査結果から見えてきた、お金に関わるママの意識を今回は紹介します。

調査概要

  • 調査日:2018年5月31日(木)~2018年6月5日(火)
  • 調査方法:アプリ「ママリ」のユーザーに対してアンケート調査を実施
  • 調査人数:2,982名
  • 調査対象:末子が3歳未満の全国の女性

調査結果から見えてきた、ママたちのお金に対する本音

今回の行った調査では、主に支出に関わることについて質問をしました。

複数の回答結果から、今どきの家族は「自分たちのものよりも子供のためにお金を使いたいと考えている」「購入意思決定は対象の価格によってパワーバランスが変化する」など、興味深い傾向が見られました。

皆さんの家庭と考えは似ているでしょうか?ここからは詳細を見ていきます。

出産前後でお金の使い方は変わりましたか?

Ⓒママリ

「出産前後でお金の使い方は変わりましたか?」という問いには8割のママが「はい」と回答しました。かなりの割合でお金の使い方を再考するママがいることが分かります。

筆者自身の経験を話すと、それまでは夫婦共働きだったため、貯金しつつも自分や夫婦で欲しいと思ったものは比較的自由に購入していました。しかし、妊娠を機に自身が退職したため、単純に収入が減る分計画的にお金を使わないと、と考えを改めるようになりました。

特に出産直後は育児用品に対して相当の金額がかかります。国や自治体などから補助は多少出るとはいえ、産前と同じようにはお金を使えないと考えるママが多いのではないかと筆者は思いました。

出産後にお金をかけなくなったものは何ですか?

Ⓒママリ

出産後にお金をかけなくなったものは何かを聞いた質問では、1位から多い順に「ファッション費」「外食・レジャー費」「食費」となりました。特筆すべきは1位の「ファッション費」。なんと2位の「外食・レジャー費」と比べ、倍以上の差をつけて圧倒的に多い回答となっています。

ここでいうファッション費とは洋服代や化粧品などが該当しますが、たしかに筆者自身にも当てはまる内容だなと感じました。

以前はデザインの個性や素材を重視して少々高価な洋服でも購入していましたが、現在ではより着回しがきくことや安くてかつそれなりに流行を追っている洋服であることを重視するようになりました。よく考えてみると、出産前とは見て回る店舗もかなり変わりました。

また、自分に関するものをゆっくり購入する機会がなかなか確保できないので、いくつもの洋服販売サイトを見比べてよく吟味してから買うというくせがついてしまった、というのも自身のファッション費にかける金額が下がった要因になっているなと感じます。

節約したい支出はどれですか?

Ⓒママリ

節約したい支出は何かを複数回答で聞いたところ、多いものから「食費」「水道光熱費」「ファッション費」という結果に。

毎月決まった金額を支払う家賃・住居費や保険料は、節約したいと思っても、すぐさま節約へつながる行動には移しにくい部分があります。しかし、食費や水道光熱費は家族全員で意識を変えるだけですぐに減らせることができるからこそ、「節約したい」と感じる傾向にあるのかもしれませんね。

子供が小さいうちは、大人と子供で別メニューを作る必要があったり、部屋の温度を快適に保つために長時間エアコンなどをつけたりと、何かと食費・光熱費がかさみがち。それでもママたちは、節約レシピや光熱費の節約術を日々研究して対応しようと考えているのでしょうね。

なるべく削りたくない支出はどれですか?

Ⓒママリ

逆に、なるべく削りたくない支出は何かを複数回答で聞いたところ、「ベビー・子供用品代」「教育費」「医療費」の順となりました。ファッション費といった自分自身に関わるお金は抑えてもよいけれど、子供のものやことに関しては妥協せずにお金を使ってあげたいという考えのママがずいぶんといるようです。

我が家も娘が1人いますが、1人目の子供ということもあり基本的には本人が使うものは新品を買い与えたいという気持ちが少なからずあります。幼稚園のお友だちの様子を見ていると、2人目以降の子供の場合だと新しいものを買ってあげつつ、上の子が使っていたものを再度利用するなど上手に組み合わせている、という印象を受けます。

また、教育費に関しては子供の人数に関係なく「無理のない範囲であれば、本人の将来の可能性を少しでも広げるために早いうちからいろいろな習いごとをさせたい」というママが、自身含めて、筆者の周りでは多数派のように感じます。

購入の意思決定をするのはどちらですか?

Ⓒママリ

さまざまな項目に対し、購入の意志決定をするのは妻と夫どちらかと聞いた質問では、購入するものによって決定権を持つ側の割合が大きく異なりました。

妻側が購入決定権を持つと答えたものを見てみると、日用雑貨や消耗品のベビー・子供用品、自身の衣類・服飾品・化粧品、食品が特に多くなりました。逆にそれらのパパ側の購入決定権はほぼゼロに近い結果となっており、家族が使うものや子供のための購入意思決定権はほとんどママが持っているという状態のようです。

夫側が購入決定権を持つと答えたもので回答が多かったのは、本人の衣類・服飾品のみという結果に。家計において夫のみが意思決定をする機会は極端に少ないようです。

夫婦で相談して購入を決めるという回答が8割近かったのは、高価な電化製品、旅行・レジャー、子供の習いごと、高単価のベビー・子供用品となりました。まとまった出費がかかるものはどちらかだけで勝手に決めてしまうのではなく、きちんと夫婦間で相談し、納得した上で決定する傾向にあることが分かります。

お金の管理について夫婦で話してみませんか

話し合い PIXTA

お金に関する話は、正直夫婦間であってもオープンには話しづらい話題でもあります。自分が専業主婦で夫だけが働いている場合、「自分が稼いでいないのにこんなに偉そうなことを言ってしまってよいのかな…」と気まずくなることもあるでしょう。

ですが、話題にしづらいからといって避けてばかりいると、いつの間にか家計がひっぱくしていた…ということにもなりかねません。頻繁でなくても構わないので、タイミングをみて2人で現状や今後に関してどうしていきたいのかを話し合っておくと、お金に関する揉めごとも起こらずに過ごせるのではないでしょうか。

お金をかしこく使い、貯めることで一層充実した暮らしができるとよいですね。

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本記事は必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて、医師その他の専門家に相談するなどご自身の責任と判断により適切に対応くださいますようお願いいたします。なお、記事内の写真・動画は編集部にて撮影したもの、または掲載許可をいただいたものです。

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