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家計管理にホワイトボードを活用しようと思った理由
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家計簿自体は長年付けていたものの、家計改善につながっていなかったわが家。第二子が生まれると出費もますます増え、ついには口座の残高不足で家賃の引き落としがされないことがありました。
さすがに本格的に家計見直しをしなければいけないと思い、まず始めたのが家の資産状況を紙に書き出すこと。貯金や月の家計簿をA4のコピー用紙に大きく書き、冷蔵庫(わが家では一番目立つところ)に貼っておくことにしました。
それからの私は、支出の度にこの冷蔵庫に貼った家計簿の金額を書き換えていました。すると、今まで家計を考える余裕がなかった夫も簡単に家計状況の把握ができ、私も買い物の仕方が変わりました。
冷蔵庫に家計簿を貼った途端、急に夫婦の行動が変わったのです。視覚効果の大きさを体感した私は、家計簿の数字を簡単に書き替えられるホワイトボードを導入することにしました。
ホワイトボード家計簿のメリット
私が実際に感じているホワイトボード家計簿のメリットをご紹介します。
無意識のうちに家計について考える
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まず、ホワイトボードを導入してから家計について考える機会が圧倒的に増えました。今まではアプリを開いたときしか家計簿を見ていませんでしたし、そもそも支出項目の入力だけで満足していました。
しかし、冷蔵庫にホワイトボード家計簿をかけておくと、ふとしたときに家計について考えるようになりました。
冷蔵庫から飲み物をとるとき、キッチンで洗い物をしているとき、電子レンジを待つ間など、気づいたら「他と比べて支出の多いこの項目をどうやったら減らしていけるか」と考えています。ホワイトボード家計簿によって、無意識に家計について考える環境づくりに成功しました。
夫婦で家計簿を共有しやすい
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ホワイトボード家計簿だと夫婦で簡単に家計簿を共有できるものメリットです。先述のとおり、わが家は家計簿アプリを使って夫婦で家計を共有していましたが、夫は気が向いたときしかアプリを開いていませんでした。
しかし、ホワイトボードだと家計簿が自然と目に入ります。するとホワイトボードを見ながら夫婦でお金の話をする機会が増え、今まで難しかった夫婦での家計簿共有が簡単にできることを実感しました。
月の残高が覚えられる
私は家計簿アプリに入力したらすぐにホワイトボードも書き換えているのですが、自分の手で書くことでその月の残高が覚えられるようになりました。
家計管理で大切なことは月の残高内で支出を抑えることだと思うので、ホワイトボードで残高を更新していく作業はとても節約意識につながっています。
ホワイトボードを使った家計管理のデメリット
わが家には合っているホワイトボード家計簿ですが、使ってみてデメリットを感じることもあります。
来客時に外す必要がある
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以前、急な来客が決まり家の片付けに追われてホワイトボード家計簿の存在を忘れていたことがありました。ホワイトボード家計簿がある冷蔵庫はリビングから丸見えなので、家族以外に見られるのは大変。
そのときは幸い客の入室直前で気が付き事なきを得ましたが、家計状況を知人に知られるのは避けたいところです。
来客時の外す手間を少なくするために、わが家は貼るタイプのホワイトボードからひもでかけるタイプのホワイトボードに変更しました。サッと外せるので今では急な来客があっても大丈夫です。
触れると文字が消える
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ホワイトボードは金額の書き換えやすいのがメリットですが、逆にそれがデメリットになることも。わが家は1歳と2歳の子どもがおり、冷蔵庫の前で子どもを抱っこするとホワイトボードに触りたがります。子どもの手が伸びてホワイトボードの字が消えるということもしばしば。
その度にアプリを開いて金額を確認し、書き直しています。この対策として、少し高い位置にホワイトボードをかけるようにしています。
ホワイトボードを使うと家族で家計管理ができる
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ホワイトボードの活用術はさまざまありますが、家計簿に使うのも大いにメリットがあると私は思います。
- 無意識に家計について考えられること
- 夫婦で簡単に家計を共有できること
- 月の残高を覚えられること
わが家は普段使うアプリにホワイトボードをプラスして家計をオープンにすることで、夫婦ともに行動を変えることができました。
家計簿とホワイトボードは相性が合うと思います。家計簿は付けているけどイマイチ行動につながらない、という方はぜひ参考にしてみてください。一緒に家計管理を頑張りましょう。