いつの間に!祖父母がわが子に大人の箸を…。
虫歯菌への感染を防ぐため、赤ちゃんと箸の共有をしないよう気をつけているママにとって、祖父母の思わぬ行動が大きなショックとなることがあります。
ママの目が行き届かない場所で、悪気なく箸やスプーンを共有する祖父母。ママリには、祖父母の行動にとまどった、困ったという声が寄せられていました。
子供の歯の健康を思って守ってきたルールを、あっさりと破られてしまうとショックを受けるでしょう。また「これまでの苦労が台無し…」と、怒りの感情がわいてくることも理解できます。
昔は、口移しや箸の共有が当たり前だった
現在は、保健センターなどで行われる離乳食指導などでも、赤ちゃんとの箸の共有や口移しは、避けた方がよいと指導されることがあります。また、そうした表記がある育児書もあります。
しかし、昔は大人の歯でかみ砕いた食事を赤ちゃんに与えたり、大人の箸で子供に食事をさせたりする行為が当たり前に行われていました。「食べ物をやわらかくして赤ちゃんに与えたい」「おなかをすかせたわが子に食事を分けてあげたい」という気持ちで行われてきたことのようです。