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監修:横山晴美

年収600万~799万円、妻が時短勤務の世帯が家を買うためにすべきこと

年収600万~799万円の共働き(妻は時短勤務)世帯で家を買うなら、購入価格帯はどの程度でしょうか。共働きで手堅い収入があるこの世帯なら、住宅購入自体は問題なくできるでしょう。ただし、ダブルインカムに頼りすぎる家計の回し方には注意が必要です。物件の購入価格の目安や借入金額を具体例でご紹介します。

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年収600万~799万円で、いくらくらいの家を買える?

年収600万~799万円と一口でいっても、家族構成や年齢はさまざまです。ここでは次のようなモデル世帯で考えていきます。

家族 3人 赤ちゃん PIXTA

夫:手取り年収480万円 29歳
妻:手取り年収220万円 25歳(正社員だが、現在育休中。子が1歳で時短勤務にて職場復帰予定)
子:1人(0歳代)

Ⓒママリ

上記の計算式をもとにすると、以下のような試算結果が出ます。

Ⓒママリ

手取りの世帯年収700万円の世帯で、年収の半分(350万円)の頭金を準備すると、4,277万円までの家を購入することができそうです。ただし、これは「2017年度フラット35利用者調査」による平均的な借り入れ倍率(年収の6倍)を参考にしたモデルケースです。

モデルケースの世帯では、ママが時短勤務で復帰し、いずれフルタイムになれば年収が増える見込みです。しかし、復帰後は保育料の負担が増え、フルタイムに戻れる時期は現時点ではわからないでしょう。そのため、試算では育児休業給付金(220万円)を元に借入金を計算してあります。

子育てが始まって環境が変わった中でも共働きを続けられるか、あるいは子供の教育費で支出が増えても返済できるかなどを考慮して最終判断をしましょう。

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記事の監修

ライフプラン応援事務所 代表

横山晴美

2013 年に FP事務所を立ち上げてから一貫して「家計」と向き合う。その結果、多くの家計の不安は、家計管理者自身のマネーリテラシーの向上で解決すると実感。そこでお金の不安を抱える人が、自分自身で問題を解決できるよう情報発信を行っている。金融知識の底上げをし、自身の家計を自ら守ることができることが目標。目標に向けて、WEBコラム・セミナーなどで家計や住宅ローンなどお金について幅広く情報を発信している。

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