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神棚を配置する際に気をつけること 正しい参拝方法やお供えの仕方とは?

神棚には、正しい配置場所や参拝方法があるのをご存知でしょうか。神棚は神様を祀る場所ですので、なんとなく置いているのではなく、適切な場所に置き、正しい方法で参拝することがとても大切です。お子さんも小さい頃から神様を祀るということを実践しておくと大きくなった時に自然と参拝のルールが身につき、神様を大切にするという心が身につきます。家族みんなで神棚のルールを学んでいきましょう。

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神棚を配置する際に注意するポイント

神棚を祀る際、どこに祀れば良いか悩む方も沢山いらっしゃいますよね。神棚が持つ本来の意味をきちんと捉えることが出来ているのであればあまり難しいことではありません。

まずは神棚を祀る際に注意するべきポイントを紹介していきたいと思います。

神棚を配置する際に気を付けた方が良い点

神棚 PIXTA

神棚を配置する際に気を付けた方が良い点が3つあります。神棚を祀る際の参考になさってください。

  • お参りしやすい場所かどうか
  • 明るく洗浄な場所かどうか
  • 目線より高い位置かどうか

神棚はお神札をお祀りして、終わりではありません。毎日神棚に向かい、手を合わせるということが大切です。その為、みんなが集まる場所が好ましいのです。そして明るく正常な場所かどうかということも大切です。ご家庭では浴室やキッチンの奥、トイレなどは望ましい場所ではありません。リビングや和室などを選ぶのがベストでしょう。

また、神様は尊い存在ですので基本的に目線より高い場所に設置しましょう。

神棚を配置する際に避けた方が良い点

ドア PIXTA

神棚を設置するのに適した、リビングや和室でもなるべく避けた方が良い場所があります。こちらも3つ紹介していきますので参考にしてみて下さい。

  • 出入口の真上
  • 仏壇の向い
  • 神棚の上がトイレ、廊下

人の出入りが多い所や間接的に神様を踏みつけてしまう場所というのは避けた方が無難でしょう。

しかし、マンションなどの高層住宅では真上を人が通らないようにすることなど、構造上不可能に近いですよね。真上を人が通るので神棚は置かないという事ではなく、その状態でも丁寧に扱うということが大切です。

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神棚を祀るのに向いている場所と向いていない場所

神棚 PIXTA

神棚を祀る場所は、上記で記載したように、南向きか東向きの明るく清浄な場所が良いと言われています。少し見上げる程度の高さに棚板を吊って神棚を作ります。家庭に神棚を祀る際は、家族がいつも集まる場所で、毎日親しみを込めてお参りできる場所が好ましいです。

また、こちらも上記でご紹介させていただきましたが、2階建ての家やマンションはその上を歩く事になってしまいますので避けたいですが、困難な場合は「雲」や「空」といった文字を神棚上の天井に貼れば大丈夫だと言われています。

仏壇と同じ部屋に飾る場合は、お参りするときにお尻を向けないようにする為にも向かい合わせに飾ることは避けましょう。

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神札を飾る宮形の種類と装飾について

神棚 PIXTA

神棚に必要なものは色々とありますが、簡単に分類するとこちらの5つになります。

  • お札
  • 宮形
  • 神具
  • お供え
  • 装飾

こちらの中から今回は宮形と装飾について紹介していきたいと思います。

宮形

神棚 PIXTA

神札をお祀りする場所として「宮形」があります。宮形はピンからキリまであり、平入りのものであればホームセンターなどでかなり安いものが出回っていますので、あまりお金を掛けなくて良いという方はそれでも良いと思います。

高いものは木目がきれいに見えるように作られており、実物を見ると一目瞭然です。

安いものと高いものにはそういった差がありますが、宮形選びで一つ気を付けなければならない事があります。それは小さいものを買ってしまいますとお札が入らない可能性があるということです。迷った方はお店の方に相談してみるのが良いでしょう。

装飾

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神棚を装飾するものは沢山あり、飾りと呼ばれていますが、単なる飾りではなく荘厳さを増すものになります。でもこれは必須という物ではありません。無くても構わないということと、後で追加しても大丈夫ですので最初に設置する際はあまり悩む必要はありません。

装飾品の種類は沢山あり、神鏡やしめ縄、神灯や獅子など色々な種類の装飾品があります。それぞれ違った意味を持っていますのでご自身の好みに合わせて使い分けましょう。

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一社造と三社造で異なる、お札を納める順番をご紹介

お守り 札 PIXTA

次に、お札を納める順番について紹介していきたいと思います。お札を納める位置は一社造か三社造によっても変わってきます。

一社造の場合は一番前に信仰する神社のお札、二番目に信仰する神社のお札、三番目に信仰する神社のお札、の順番で並べて宮形に納めます。

三社造の場合は一番目に信仰する神社のお札を真ん中、二番目に信仰する神社のお札を右側、三番目に信仰する神社のお札を向かって左側に納めます。

日本の伝統では左側、私たちからみて右側が上位になります。

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神棚のお供え物と参拝方法について

神棚 PIXTA

宮形や装飾、お札の納め方について分かりましたが、神棚のお供え物や参拝方法はなにが良いのでしょうか。神社で参拝するときと何か違うのでしょうか。

せっかく神棚を置いたのに何もしていないということが起きないよう、お供えと参拝の方法をしっかりと覚えて実践していきましょう。

神棚のお供え物について

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お供え物と聞きますと、何か特別なものを用意しなければならないと思っている方もいるかもしれませんが、必ずしもそうでは無いのです。お供え物とは基本的に「神様へ捧げるお食事」と考えてください。

私たちが毎日食事をするということと同様で神様も毎日食事をします。

お供えする物としては、お米・塩・水・酒が基本になります。お米は日本人の主食ですのでお供えの中でも一番大切なものとされています。お供えする際は中央にお米、お米の左右に酒、一番右手に塩、一番左手に水をお供えしましょう。

では、お供え物の交換頻度はどの程度なのでしょうか。基本的には私たちが毎日新しいご飯を食べる、ということと同じで毎日変えることが理想です。でも、神棚は高いところにあることから、忙しい日々の中では中々難しいという方も沢山いらっしゃいますよね。そんな時は水だけ取り替えるということや、定期的に取り換える日を作るというのも良いと思います。

また、取り替えた際は、お供えしていた品(米や塩)は料理に使って下さい。

神棚への参拝方法について

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家族みんなが揃って神棚にお参りしていただくときの作法について説明していきたいと思います。神棚の参拝方法は基本的な神社参拝と同様の作法で行うことが一般的です。

二拝、二拍手 、一拝の作法でお参りしてください。地域によって参拝方法が異なる場合もありますが上記を基本作法として覚えていただくのが良いでしょう。

お参りの時間帯は、特に決まりはありません。基本的にいつでも大丈夫なのです。神様にお参りするという気持ちを大切に行いましょう。

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家族みんなで神様を大切に過ごしていきましょう

参拝 神社 amana images

神棚は神様を祀る場所です。なんとなく置いてはいる、という方も多いのではないでしょうか。正しい参拝方法や祀り方、祀る場所、お供えについて知ることで気持ちもスッキリしますよね。

正しく祀り、正しい参拝の仕方を知り、家族みんなで神様を大切に過ごしていくことが大切ですね。

家族で順番に神棚のお手入れを当番制にするのも良いですね。小さいお子さんにも神様にお供えすることの大切さを教えていきましょう。

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